2908件のひとこと日記があります。
2013/04/03 19:51
アマとプロの違い
浜口京子がアニマル浜口の娘であることは誰でも知っているだろうが、彼女がアマレスを始めた理由をご存じだろうか?
正解は「プロレスラーになりたかったから」である。
レスリングの基礎を作るためにアマレスを始めたが、女子アマレスがオリンピック競技になったので、目標を「金メダル獲得」に切り換えて、アマレスの世界に留まり続けている、というわけである。
もしもの話だが、彼女がプロレスラーになっていたら、どういうレスラー人生を歩んでいただろうか?
現在のような国民的人気者になっていただろうか?
答えはたぶん「否」である。
女子プロレス界を代表するレスラーにはなれたかもしれない。でもそれは「プロレス」という狭い世界での話である。プロレスを知らない人には「体の大きな女性」にしか見られないだろう。
考えてみると、レスリングという競技ほど、アマとプロでは性質の違う競技はない。
アマレスはあくまでも「競技」であり、真剣勝負である。
プロレスは「競技」であり、「エンターテイメント」であり、「見せ物」でもある。
野球やサッカーでは、アマの上にプロが存在し、実力のあるアマ選手は、競技者としての名誉や莫大な報酬を得ることを目標としてプロを目指すものだが、レスリングは違う。アマの上にプロは存在しない。別次元にあるのだ。
競馬に例えるなら、地方重賞を勝った馬が中山大障害を目指して中央入りするようなものだ。
敢えて言う、プロレスラーは強くなくても務まるのだ。試合会場を満員にできるほどの集客力があれば良いのだ。
ただ「1番強ければ良い」アマレスとはそこが決定的に違う。あらゆる意味で「役者」であることが求められるのだ。「自分が1番強い」と観客に思わせることがプロレスラーにとっての金メダルである。
浜口京子はプロレスラーにならなくて良かったのだ、と私は考える。
彼女は普段は気の優しい娘さんであり、アスリートとしての頂点を目指し続ける求道者でもある。
どちらの特徴も、プロレスラーには不向きな要素である。
これで良かったのだ(^-^)
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ばいありーたあくさん
たかさんさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
プロレスの世界は、はっきり言って魑魅魍魎の集まり、虚像を実像に見せる世界です。
ただ頂点を目指すだけではだめなのです。
面倒な世界だと思います。
ただ、私はそういうところもプロレスの魅力の1つだと思ってますが(^-^)
お返事が遅れましたが、フォローありがとうございます(^-^) -
たかさんさん
賛否両論有るかとは思いますが、プロレスとは何ぞや?
永遠のテーマです。
一言で言うと「この業界は奥が深いですね。 」って思います。 -
たかさんさんがいいね!と言っています。
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ばいありーたあくさん
のど輪だ田上!さん>おはようございます(^-^)コメありがとうございます。
浜口京子が初めて世界選手権を勝った時に、契約金1億円で全女入りか?なんて言う記事が週プロに載っていたのを急に思い出したので、日記に書いてみました。
当時は女子レスリングがオリンピックで開催されるかどうか、という時期だったので「どうなんだろうなあ〜」と興味を持ってたんですが、結局はプロレスには行かずにオリンピックを目指すことになって、「やっぱり金メダルのほうがいいのかな」なんて、少しガッカリしました。もし全女入りしてたら、全女は潰れなかっかかもしれませんが、「気合だ!」は流行語にはならなかったでしょうね(笑) -
のど輪だ田上!さん
うぅ…
すごく言いたい事がたくさん頭の中にあるんですが、うまく活字にならないです。
酒飲みながら語り合いたいです(笑) -
のど輪だ田上!さんがいいね!と言っています。