分類してみよう・後編

前編で設定した条件に従って、独断と偏見で分類してみた名牝たちは、以下の通りである。

女王....メジロラモーヌ、マックスビューティ、メジロドーベル、ベガ、ファレノプシス、ダンスパートナー

女帝....エアグルーヴ、ウオッカ、ブエナビスタ

女傑....ヒシアマゾン、ホクトベガ、ノースフライト、スイープトウショウ

(ジェンティルドンナは現役馬なので対象からは外している)

大体はこんなものだと思うが、簡単に分類できない名牝が何頭かいるので、個別に考えてみる。

1、ダイワスカーレット
「女王」でもあり「女傑」とも言える。有馬記念での勝ちっぷりや連対率100％の戦績等を考慮して「絶対女王」と呼ぶのが適当か？

2、アパパネ
５冠牝馬ではあるが、この馬ほど強さと脆さが同居した馬はいない。トライアルであっさり負けたり、混合戦ではサッパリだったり...ただ、抜かせまいとする勝負根性や、挫折と栄光の繰り返しだった競争生活を考慮すると、スポ根マンガのヒロインと重なる部分が多いので、敬意をこめて「スーパーヒロイン」というのはどうだ？

3、スティルインラブ
非凡なレースセンスが目立った馬だったので、あえて「天才少女」と呼びたい。

4、アドマイヤグルーヴ&ダンスインザムード
これはもう「お嬢様」これ以外にない(笑)

以上が私が分類した「名牝」である。
あなたにどう分類しますか？