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2013/04/12 19:15
馬券を買わない馬券生活?
私を含むほとんどの競馬ファンは、競馬場やPATなどで馬券を買って競馬を楽しんでいる。
馬券を買う人のほとんどは「馬券収入だけで食っていけたらどんなに楽か...いつかはそんな生活がしてみたいなぁ〜」と、最低1度は思ったことがあるはずだ。(私なんか毎週末にそう思っている)
ここでインターナショナルな話を書く。
ニューヨークに「馬券を買わずに馬券生活を送っている」人がいる。
イエス・レオナルドさんという男性は、競馬場で人が捨てた馬券を大量に拾い集めて1枚1枚確認し、当り馬券を見つけては換金するという生活を10年間続けているそうで、今までに換金した総額は日本円で約4000万円に達するそうだ。
レオナルドさんは結婚していて2人の息子がいるそうだが、拾った当り馬券で得た収入で妻子を養っているとか....ちなみにレオナルドさんは馬券を買うことは一切無いそうだ。
レオナルドさんが馬券を拾って得るお金は1日に100〜300ドル、年間で約45000ドルだそうだ。
1ドル=80円で換算すると1日に8000〜24000円、年間で約360万円である。
馬券を拾い集めて年間360万....日本ではまずありえない話であろう。
昔の競馬場では、全財産をスッたオヤジがごみ箱をあさって当り馬券が落ちてないかどうか探している光景があちらこちらで見られたものだが、今ではなかなかそうはいかないだろう。
日本の法律(遺失物法)では、「公共施設等で金品などを拾得した者は、速やかに管理者に届け出なければならない」と定められている。
つまり、落ちている当り馬券を拾ったら、速やかに競馬場の関係者に届けなければならないのだ。
バレなければ問題はないだろう?と思われるだろうが、それは1回か2回拾ったくらいのレベルでの話である。レオナルドさんのように何回もやればいつかはバレる。ニューヨーク州の法律のことは知らないが、日本だとバレたら面倒なことになる。当り馬券を没収されるのは当たり前、下手をすると窃盗罪に問われることになるかもしれないのだ。(パチンコ屋で落ちている玉を拾って打つのと同じことである)
あなたがもし競馬場で当り馬券を拾ったらどうしますか?
ちゃんと関係者に届け出ますか?
それとも、換金しちゃいますか?