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2013/04/17 19:24
ジョッキーの話6( ミルコ・デムーロ 前編)
今までは週末に書いていたジョッキーの話を書く。当サイトのニュースで興味深い記事を見つけたからだ。
JRAが8月上旬に公示する騎手免許の試験要項に「外国人騎手が試験を受ける場合」の規定の明文化を検討しているそうだ。
このことは、ある外国人騎手が日本で通年騎乗できる道筋をJRAが整える準備をしている、と考えて良いと思う。
その外国人騎手→ミルコ・デムーロのことをジョッキーの話第6弾として書く。
まず始めに「外国人騎手の通年騎乗」についての私の考えを述べさせてもらう。
外国人騎手が日本で通年騎乗することには反対ではない。但し、規定は厳格にするべきである。
日本で通年騎乗する、ということは「JRAの定めた規定に則って騎乗する」ということである。
それにはまず始めに、騎手本人がJRAの規定を理解していなければならない。
少なくとも通訳を介さずにJRA関係者と話せること、日本語で書かれた規定を読んで理解できること、書類提出を求められた際には漢字とカナで書類を書けること、そのくらいの語学力を身に付けなければならない、私はそう考えている。
要するに「外国人が日本に帰化申請する際に求められるレベル」の日本語を身に付けていない者には、通年騎乗できる免許を与えるべきではない。
ただ単にG1に乗せたいがために通年騎乗させたいのならば、短期免許の有効期限を6ヶ月ほどに延長すれば事足りる。
日本に永住するくらいの覚悟のある者以外には、安易に通年騎乗を認めるべきではない!
以上が私の考えである。断っておくが、私は別にミルコが嫌いではない。あくまでも外国人騎手全てに対してである。
私の主張を長々と書いてしまったので、ミルコについてのことは後編で書かせてもらいたい。