2908件のひとこと日記があります。
2013/04/23 21:25
プロレスの話24( ザ・ロード・ウォーリアーズ)
毎度おなじみプロレスの話第24弾、今回は「暴走戦士」ことザ・ロード・ウォーリアーズである。
チーム名の由来は映画「マッドマックス2」のサブタイトル「The Road Worrier」から。映画で描かれた世界観を体現するためにスパイクのついたプロテクター型のコスチュームに身を包み、試合会場に姿を表すや否や一目散に相手チームに向かって突進、一方的にボコボコにしてからリフトアップスラム、ダブルインパクトの必殺フルコースを必ずおみまいして相手チームを完全KO、まだまだ暴れ足りなさそうな素振りをしながら帰っていく。この間わずか3分余り(;_;)
だから、彼らの試合が始まる頃にカップ麺にお湯を注いでおけば、試合が終わる頃にはちょうど食べ頃になっているというわけだ(笑)
(試したことは無いが)
1985年に初来日して全日本プロレスに参戦した頃は、「スラム育ちで幼少の頃はネズミを食って生きていた」とか「童貞を捨てたのは5歳の時」とか「オレたちの母親は男(?)」とかいう訳のわからないアオリ文句が雑誌やテレビなどでうるさいくらいに騙られていた。「世界のプロレス」を見ていた人は覚えているだろう。来日直後は「全日本プロレス中継」でも盛んに煽っていた。
このチームは悪役でありながら凶器攻撃はほとんどせず、圧倒的なパワーで相手チームを粉砕してきたので、アメリカでは「ヒールでもベビーでもない、両者を融合させたスタイル」と評され、大人気タッグチームであった。2011年には、WWEでマネージャーのポール・エラリングと共に殿堂入りしている。
ものすごい強さを見せつけたことは確かだが、倒したチームはいずれも中堅どころ、当時の全日最強チームだった鶴田・天龍組との試合は、劣勢になると突如暴走して試合をぶち壊したり、試合が長引くと急に動きが鈍くなったりと、いささか首を捻らずにはいられない部分も見受けられた。
これについては、スタミナ不足(ホークがステロイドをやっていたという説あり)、受けの未熟さ(彼らは受けに回ると意外に脆かった)などがマスコミ等で指摘されていたが、ポール・エラリングの戦略だったという説もあり、真相のほどは定かではない。
ここから先は余談になる。
かつてアニマルは「ダダーン!」のCMでブレイクした女子レスラー、レジー・べネットと交際していたそうで、WWE(当時WWF)が東京ドームで興業を行った時は、彼女のためにチケットを手配している。
「北斗の拳」では彼らをモデルにしたと思われるハーン兄弟というキャラクターがいるが、あのマンガはロード・ウォーリアーズのような格好をした連中がわんさかでてくる。
実は「北斗の拳」も「マッドマックス」で描かれている世界観をモチーフとして描かれたマンガである。
ケンシロウもラオウもアニマルもホークも、ネタ元は同じなのである。
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ばいありーたあくさん
のど輪だ田上!さん>こんにちは(^-^)コメありがとうございます。
たしかにいい人たちっぽいんですよね(笑)
ギミックを必死で演じてるって感じで。
ただ、ホークはいい人であると同時に繊細な人だったので、連戦の疲労とストレスに勝てずに酒とドラッグに走ってしまって....46歳という若さで帰らぬ人になってしまったのは、かえすがえすも残念です(-_-;)
アニマルも必死で立ち直らせようとしたそうですが....
あらゆる意味で「アメリカ」的なタッグチームでした。
ダブルインパクトを初めて見た時は強烈でしたが、肩車していたホークがもう少しタイミングを合わせてくるたら、もっと見栄えのいい技になっていたでしょう。そこらへんも含めて、残念なチームとも言えるのかな(笑) -
のど輪だ田上!さん
これはアメリカ野郎が好きそうなタッグでしたね。
体マジやべぇ。
ヒールなのに、貧困から這い上がってきたとか応援したくなっちゃうでしょ(笑)
なんかいい人っぽくていいんだよなぁ。
でもおっしゃるとおり、プロレスはお粗末なものでした。
というか、日本では時代が早かったかも。
今ならダブルインパクトを、もっと輝かせる事ができるレスラーがたくさんいるのになぁ… -
ばいありーたあくさん
たかさんさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
パワーウォリアーは「佐々木健介」を書くときに併せて書くつもりでおりますので、ご了承のほどを(^-^) -
たかさんさん
パワーウォリアーも仲間に入れて欲しかった。
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たかさんさんがいいね!と言っています。