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2013/05/07 20:43

プロレスの話番外編(覆面着用は是か非か?後編)

続きを書く。

大分市議会側がエイジ議員の覆面着用を認めなかった理由の一つに「議会の品位を損ねる」というのがあった。

私はまずこのことに疑問を感じる。

エイジ議員が覆面を着用したまま選挙活動をしていた、ということは「大分市の選挙管理委員会がそれを認めた」ということである。
選挙に出る、ということは当選する可能性があるということである。
エイジ議員の覆面着用が「議会の品位を損ねる」のなら選挙管理委員会が「当選した場合は、素顔で市議会に出てもらうことになる。それがいやなら立候補しないでください」という旨の警告を発するべきではなかったのか?

もちろん市議会と選挙管理委員会は別組織であり、選挙管理委員会にそこまで言う権限はないのかもしれない。しかし、「警告」としてではなく「予想される事態」としてエイジ議員に伝える必要はあったのではないだろうか?

それに、エイジ議員は選挙で選ばれた議員である。有権者は覆面姿のエイジ議員に投票したのである。彼の覆面が当選の決め手になったわけではないだろう。有権者はあくまでも彼の掲げる公約と彼の真摯な思いに一票を投じたのである。
覆面を着用する、しないはさほど重要ではないはずだ。

この騒動の裏には、プロレスラーに対する偏見が根強く残っているということが挙げられるであろう。市議会のセンセイ方にとってはプロレスラーなど所詮「イロモノ」なのだろう。
おまけにエイジ議員は完全なる無所属、どこの会派にも属していない。(サスケは与党側に属していたので、覆面を取られることを免れた)

「人数合わせにもならないイロモノ野郎」のことなど、どうだっていい。市議会側はそう言っているのだろう。私はそう思っている。

でも、市議会の連中は忘れているらしい。
エイジ議員を選んだのも自分たちを選んだのも有権者である、ということを。

有権者の思いを無視して、エイジ議員に赤っ恥をかかせたことを有権者がどのような思いで見つめているのか、それは次の市議会選挙ではっきりするだろう。

エイジ議員の頑張りに期待したい。

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  • サスケ

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  • たかさんさんがいいね!と言っています。

    2013/05/10 00:32 ブロック

  • msz-006さんがいいね!と言っています。

    2013/05/07 23:40 ブロック