競輪
2908件のひとこと日記があります。
2013/05/16 19:11
みんな馬場のせいなのか？
先の日曜日に行われたヴィクトリアマイルはヴィルシーナが悲願のG1初制覇を果たしたが、その裏でフミノイマージン、サウンドオブハートが競走中に故障し、サウンドオブハートは競走能力喪失、フミノイマージンは予後不良の憂き目にあってしまった。
レース終了直後から当サイトの掲示板やニュースコメント欄に「また高速馬場の弊害がでた。JRAはいつになったら対策に乗り出すのか？」といった書き込みが数多く見られた。今回の両馬の故障の原因、もっと言えば昨今多く発生している有力馬の相次ぐ故障離脱の原因を高速馬場の影響と考えている人は多いであろう。
(私も少し前まではそう考えていた)
でも、果たしてそうだろうか？
ヴィクトリアマイルだけを見てみると、決してそうとは言い切れない。
レース開催時の東京コースは良馬場、馬場指数は「−13」である。
馬場指数とはコース状態を数値化したもので、プラスなら時計の出にくい馬場、マイナスなら時計の出やすい馬場、ということである。
ちなみに去年のダービーは「−20」であり、少なくとも故障馬が相次いだ去年のダービーよりは時計の出にくい馬場であった。
(前日に降った雨の影響も多少あったろう)
私はレースをテレビで見ていたが、「適度にクッションの効いたコース状態」と紹介されていた。
少なくとも硬い馬場ではなかったのだ。
では、芝はどうなのか？
野芝は根っこが絡まりながら根付いていくため、洋芝と比べると硬くなりやすいが、馬の脚にダメージを与えるほど硬くはならない。むしろ、剥がれにくいのでコースに凹凸が出来にくくなり、馬が脚を取られることが少なくなるのだ。
おまけに日本の芝は欧州の芝ほど重くはないし、馬の脚に絡み付くほどの粘着力もない。
この間のヴィクトリアマイルに限って言えば、高速馬場が故障の原因の1つであるとは言えないのだ。原因はレース展開等、別のところにある。
ではなぜ、故障馬が出るたびに高速馬場の弊害が声高に叫ばれるのか？
理由は1つである。
「ファンのみならず、競馬関係者までもが高速馬場に馬を出走させることに不安を抱いている」からである。
競走馬の故障と高速馬場には何の因果関係もない、と言われているが、昨今の有力馬の相次ぐ故障離脱を目の当たりにすると、「はたしてそうだろうか？」と誰もが考えてしまうのも無理のないことである。1000万下のレースでコースレコードが出てしまうことに何の疑問も不安も抱かないほうが変なのである。
JRAがやらなければいけないことは、皆が抱いている疑問や不安を解消することである。
- ヴィルシーナ
- フミノイマージン
- サウンドオブハート
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ばいありーたあくさん
ぼう0508さん＞たしかに高速馬場とはどのようなものか？と聞かれも私たち素人には答えられませんね。
馬場指数というやつも実は眉唾ものでして、どんな状態を基準にしてプラスマイナスをつけているのかが全くわからない(-_-;)
計算式があるらしいのですが....
最近、有力馬の故障が増えているのは単に日本の馬場が硬いからという理由だけではなく、調教のしかたにも問題があるからではないでしょうか？いくら調教技術が進歩しても、馬自身の脚が飛躍的に丈夫になることはないのですから、負荷のかけ方が少しでも狂えば、当然うの脚元にも影響が出るでしょう。
科学的、医学的なものはだいぶ進歩したと思います。でも、馬も生き物であるということは永遠に変わらないことだということを再認識しなければならないと思います。2013/05/17 00:03
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ぼう0508さん
こんばんは☆
調教技術や施設の進歩に反比例して故障が増えている気がしますね。
難しいことは判りませんが、ロシアンブルーさんの仰るように
高速馬場と言うのが具体的にどのくらいの水分量で堅さで芝丈で砂厚で…
という数字に表せる根拠がないと解決のしようがないですよね。
故障が馬場のせいだけではないのは百も承知ですが
まず不安の種を解消して欲しいですね。2013/05/16 23:43
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ぼう0508さんがいいね！と言っています。
2013/05/16 23:28
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フジボウさんがいいね！と言っています。
2013/05/16 22:54
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瑠璃玻璃さんがいいね！と言っています。
2013/05/16 22:31
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ばいありーたあくさん
エイシンソヨギーさん＞こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
たしかに最近の馬作りは瞬発力を重視したものになってますね。これにはいろんな理由があるでしょうが、ディープインパクトを筆頭とするサンデーサイレンス産駒の台頭というのが大きいのではないかと思います。
サンデーサイレンス産駒に共通する特徴はなんといっても瞬発力ですから、馬を作る方もその特徴を生かした形で馬を作っている、という感じがします。このことはディープインパクト産駒がデビューした後により顕著に表れていますね。JRAがどんな意図を持って高速馬場を作ったのかはイマイチわかりませんが、サンデーサイレンス産駒の台頭が少なからず影響を及ぼしていると言えるのではないでしょうか？2013/05/16 22:29
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こんばんは。
JRAの馬場コンディション管理、取り組みに問題点は確かにあるとは思います。が馬作りにも問題点はあるとも私は考えてます。
競争馬はどの馬も少なからず痛いトコロを抱えており、極限のスピードや瞬発力を求められる事で痛めている箇所はさらに過負荷がかかりますのでＧ１レースに故障する馬は以前から痛めている箇所が悪化しているかもしれません。
しかし競争馬は経済動物、脚が痛かろうが稼がないといけない存在です…調教師や馬主は騙し騙しイケ、という指示する他ないのです。
あと瞬発力至上主義の生産背景の弊害もあると思います。
まぁ色々要因はあると思います。理想を言えばみんなディープインパクトみたいにしなやかに、軽やかに理想的な肉質、フォームで走れたらなぁ…と。2013/05/16 21:44
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ばいありーたあくさん
msz-006さん＞こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
JRAサイドでは「丈夫な芝を作った結果、速いタイムも出るようになった」とコメントしています。同時に「ダートよりも芝のほうが故障する確率が低い、というデータも出ている」ともコメントしています。
何か腑に落ちないコメントですよね(-_-)
芝とダートではサンプル数も出走馬の質も違うし、第一、脚元が弱いからダートで使わざるを得ない、という馬も多いんです。
JRAが何か大事なことをひた隠しにしているのでは？という疑念を抱かざるを得ないのですが....何の根拠もない(-_-;)
モヤモヤ感が抜けない話です。2013/05/16 21:07
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msz-006さん
こんばんは。私も実際のところ高速馬場と故障の関連性について色々な意味で疑問に思うことがありました。
でも、とりあえずは故障するしないは別として走破時計が速ければ速いほどサラブレッドのガラスの脚には負担はかかるのではないかと思っています(^_^)b
私の場合、単純に100mを15秒で走るよりも30秒で走った方が筋肉痛にはなりづらいのでは…なんて思ってしまいます(笑)
情けない例えでスミマセン(^_^;)2013/05/16 20:40
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ばいありーたあくさん
ロシアンブルーさん＞こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
実はそうなんですよ。
高速馬場が競走馬の故障と関係あるか、というと、はっきり言ってまだわからないんですよ。
私が日記で出した馬場指数も、この間のヴィクトリアマイルと去年のダービーとの比較でしかないし、第一馬場指数をどうやって算出したかというのがわからない(-_-;)
何でもかんでも馬場のせいにするのはいかがなものかと思って書いた日記ですが、「じゃあどうすればいいのか？」と聞かれても答えられない...というのも事実です(-_-)2013/05/16 20:20
