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2013/05/21 19:37
名勝負の話3( 第67回東京優駿)
名勝負の話第3弾、今回は2000年5月28日に行われた「第67回東京優駿」、アグネスフライトvsエアシャカールの壮絶な追い比べの話を書く。
ちなみに、両馬とも追い込み馬なので、この日記は「追い込み馬の話」第12弾でもある。
当日の単勝オッズは
1番人気 エアシャカール 2.0
2番人気 ダイタクリーヴァ 4.8
3番人気 アグネスフライト 5.1 以上である。
20世紀最後のダービーは、皐月賞馬エアシャカールが断然の1番人気、皐月賞2着のダイタクリーヴァが少し離れた2番人気、京都新聞杯の勝ち馬アグネスフライトが3番人気と続き、大方の予想は「エアシャカールの2冠達成が濃厚」という見方が大勢を占めた。
エアシャカールの鞍上は武豊。
前人未到の「ダービー3連覇」をかけてレースに臨む。
アグネスフライトの鞍上は河内洋。
ダービー17度目の挑戦で初戴冠を目指す武豊の兄弟子。
レース序盤は予想外の連続であった。
大方の予想はパープルエビスが逃げる、というものであったが、マイネルブラウ、タニノソルクバードがハナ争いに加わり、1000m通過は59秒2と、ハイペースになった。
予想外の出来事はアグネスフライトにもあった。
次回へ続く(*_*)