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2013/06/01 17:18
思い出の安田記念( その2)
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メジロマイヤーとセルフフリットが引っ張ったレースは、800m通過が45秒6のハイペースとなった。ローエングリン、ファインモーションといった人気馬は好位をがっちりとキープ、特にファインモーションは鞍上武豊の絶妙なエスコートでグリーンベルト上を常に走っていた。(ただし、ユタカは立ち上がることもあったが)
ツルマルボーイはいつも通りの後方待機、15、6番手あたりを追走していた。
ツルマルボーイは不器用な馬である。
「一瞬の脚はあるが、長くは使えない」うえに、後方からの末脚勝負しか武器を持っていなかった。脚の使い所が非常に難しい馬だったのである。このことが、彼を「善戦マン」の位置に押し留める最大の要因であった。
レースは第4コーナーを回ってから、大きく動き出した。
次回完結(^^)