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2013/06/16 21:31
栗毛馬の話4( タイキシャトル)
毎週日曜は「栗毛馬の話」を書いているが、今回はその第4弾、1998年に史上初めて短距離馬として年度代表馬に輝いた、タイキシャトルについて書く。
実は今、私はタイキシャトルが勝った1998年のジャック・ル・マロワ賞をDVDで観ながらこの日記を書いているのだが、このレースを改めて観てみると、タイキシャトルの底知れぬ強さを再確認できる。
はっきり言って、タイキシャトルは真面目に走っていない(苦笑)物見をしながら走っていて、明らかにレースに集中していないのがはっきりとわかる。
(舞台であるドーヴィル競馬場は、ラチのすぐ外に観戦スペースがあるので、外ラチ沿いを走っていたタイキシャトルは、常に観客のすぐそばで走っていた。レースに集中しなかったのは、そのせいもあるだろう)
それでも勝ってしまったのである。
しかも負かした相手はアマングメン(当時、欧州で実力No.2のマイラー)、ケープクロス(シーザスターズの父)など、欧州の超一流どころである。
当時「Number」というスポーツ専門誌でこのレースの観戦記が掲載され、執筆者の阿部珠樹氏は「タイキシャトルは遊んで勝ってしまった」とまで書いていた。
ただし、当日のタイキシャトルはものすごくイレ込んでいたそうで、少なくとも「遊んでいた」訳ではないようである(笑)
実はこのレースは、当時欧州No.1マイラーと言われていたインディカブも出走を予定していたが、残念ながら故障のため回避してしまい、事実上の「世界最強マイラー決定戦」は実現しなかった。
インディカブといえば、スノーフェアリーの父としても有名である。おそらくインディカブも京都コースは余裕でこなせただろう。(あくまでも推測だが)
マイルCSでのタイキシャトルvsインディカブの対決を是非とも見てみたかったな、と思う今日この頃である(^_^)
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ばいありーたあくさん
ロシアンブルーさん>おはようございます(^-^)コメありがとうございます。
ジャック・ル・マロワ賞を勝った直後の岡部さんの涙には感動しましたね(^-^)
死角が全然ない馬でした。
不良馬場だろうがダートだろうが海外だろうが、全部当たり前のように勝ってしまう。
スタートも上手くてスッと好位につけてそのままスピードで押しきってしまう、まさに横綱競馬でした。ゲート試験に3回も落ちた馬とはとても思えない(笑) -
ロシアンブルーさん
栗毛のキング。
岡部騎手にもう一度彩を添えてくれましたね。
そういった意味では孝行息子。
2度のマイルチャンピオンは何度も動画を見ます。
自分でレースを作り、最後にのしをつける。
サイレンススズカとシャトルのような仔は以降現れていない。
仮に天皇賞(秋)に出走していたら。
どれほど強かったのか? -
ばいありーたあくさん
カープインパクトさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
たしかに綺麗な馬でしたね(^-^)
おまけにとんでもなく強かった。 -
カープインパクトさん
こんばんは。
尾花栗毛がカッコいいですね。
好きだったなぁ。。。