2908件のひとこと日記があります。
2013/08/11 20:24
栗毛馬の話5(テイエムオペラオー)
久し振りに栗毛馬の話を書く。
今回は2000年の年度代表馬にして獲得賞金額史上1位を誇る「18億円ホース」、テイエムオペラオーである。
4歳時のテイエムオペラオーはとにかく強かった。
G15勝を含む8戦8勝、2000年秋には天皇賞(秋)、JC、有馬記念の「王道路線」を3連勝して、史上初めてJRAから特別ボーナス2億円を獲得した。
強かったが、はっきり言って人気はなかった。
2000年に限って言うと、どのレースも2着はメイショウドトウ、3着はラスカルスズカかナリタトップロードと、変わりばえのないメンバーで、レース内容も大体同じ、中団追走から直線で末脚を伸ばして最後にちょっとだけ差して勝つ。
払戻金も3ケタが当たり前、このパターンがテイエムオペラオーの出走したレースのすべてである。
誤解を恐れずに書くと、テイエムオペラオーは「強い」こと以外にファンを惹き付ける要素がなかった馬なのである。
もちろん、テイエムオペラオーには何の罪もない。出走したすべてのレースで真面目に走り続けた結果、テイエムオペラオーはG1を7勝して、総額で18億3518万9000円を稼ぎ出したのである。
ただ単に「他の馬が弱すぎた」だけなのだ。
それに加えて、我々競馬ファンが「馬券的妙味」とか「ドラマチックなレース」を求める余り、同じようなレースしか見せてくれないテイエムオペラオーをいつしか悪役のように見てしまっていたのだ。「穴党」と「ロマン派」を敵に回してしまったがゆえの悲劇である。
テイエムオペラオーは「皮肉な馬」である。
自身の「黄金時代」がファンにとっての「暗黒時代」をもたらしてしまったのだから。
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ばいありーたあくさん
エイシンソヨギーさん>改めまして乙かれさまです(笑)
あの時のアグネスデジタルも悪役でしたけどね(笑)クロフネの秋天出走を阻みましたから。
まさに「ブッチャーVSタイガー・ジェット・シン」状態(笑)
ただ、アグネスデジタルが堂々と差し切って外野のロを封じ込めたのは見事でした。
オペラオーが「抜け出すとソラを使う」という悪癖を見せたのも事実ですが(*_*) -
ばいありーさんこんばんは!
確かに、オペラオーは悪役でした、強すぎるルードでしたね。
なのでアグデジが白井師が四位に地下馬道で耳打ちし、秘策で勝った秋天はハマった感が凄くてWINSでガッツポーズしました。
馬券的にあまり買ってなかったから、ちょっとのプラスでしたがオペラオーが宝塚に続きG?負ける意味、ピークを過ぎたという喜びに他ならなかったと思います。
あとはつまんなかったから余計に渡辺に期待したんだよね…ステゴかに感情移入するしかなかった -
ばいありーたあくさん
ロシアンブルーさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
あの頃はG1が本当につまらなかった(-_-)
私もこの頃は競馬から離れてパチスロはかりやってましたよ。
エルコンドルパサーが出てこなかったら、たぶん競馬をやめてたでしょうね。 -
ロシアンブルーさん
トウカイテイオー・ブルボン → 競馬お休み
→ スペシャル・グラス・エルコン・サイレンス
見事な空白です。〇〇〇政権みたいに。
ファンのかたゴメンネ。
つまらんものはつまらん。
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msz-006さんがいいね!と言っています。
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ばいありーたあくさん
たかさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
ドラマに例えると「月9」を見たい人に「水戸黄門」を延々と見せ続けたようなものですからね。
生まれたのが30年遅かったな、という気がします(-_-) -
たかさんさん
時代に嫌われたんですね。
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