2908件のひとこと日記があります。
2013/09/09 19:59
トウカイテイオーの話
先日、惜しまれつつ亡くなったトウカイテイオーについて書きたいと思う。
言うまでもなく「皇帝」シンボリルドルフの最高傑作である。
父ルドルフは完璧な強さを見せつけ続け、故障とも無縁だった「スーパーホース」だったが、息子のテイオーは強さも挫折も復活も全部見せてくれた「スターホース」であった。
テイオーは4回骨折しているが、引退の引き金となった最後の骨折以外は軽微なもので、彼の競争能力に影響を与えるほどのものではなかった。
これだけ骨折を繰り返したのに軽傷で済んだのは、ひとえに彼の持つ特徴にあった。
テイオーは非常に柔軟な筋肉の持ち主であった。
彼か生まれ持っていた柔軟な筋肉は走行時の脚にかかる負担を軽減し、度重なる故障を軽傷で済ませてくれたのである。
テイオーは前脚を高く上げて、そのまま真下に叩きつけるような走り方をする。普通こういったフォームは脚に負担がかかりやすく、故障する危険も高い。このようなフォームで深刻な故障をしなかったことが、トウカイテイオーの強さにつながった。坂のあるコースで滅法強かったのが何よりの証拠である。
相次ぐ故障が悔やまれたトウカイテイオーではあったが、裏を返せば、トウカイテイオーだったからこそあの程度の故障で済んだのである。
普通の馬なら競争能力どころか命さえ失いかねないほどの大ケガをしていたかもしれない。トウカイテイオーの走り方はそれだけ「ヤバい」走り方だったのだ。
トウカイテイオーを「奇跡の馬」と評する人は数多くいるが、もしかしたら、彼は生まれた時から「奇跡」を持っていたのかもしれない。
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ばいありーたあくさん
msz-006さん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
たしかにテイオーの背中には田原成貴がよく似合う。それは認めます(笑)
田原氏自身が「自分が乗った馬の中では最高の馬だ」とも言ってますし。
ただ、安田隆行現調教師がダービージョッキーになれたのも、現在調教師として重賞勝ち馬を多数送り出しているのも、トウカイテイオーという馬に出会ったことがすぺてのきっかけだと思うんです(^^)
やっぱりトウカイテイオーといえば安田隆行ですよ(笑) -
msz-006さん
ばいありーさん、こんばんは!
私もロシアンさん同様に、トウカイテイオーと言えば田原成貴ですね(^_^)b
1年振りの有馬記念で前走まで手綱をとっていた岡部騎手と菊花賞馬ビワハヤヒデを負かした姿はスゴイの一言!
田原騎手があんなにボロボロと泣いている姿に感動した思い出があります…かすかに(^_^;) -
ばいありーたあくさん
ロシアンブルーさん>私は安田隆行ですね(^^)
テイオーに出会うまでは地味なローカル騎手でしかなかった彼がダービージョッキーになれた。これぞJapanese Dreamですよ(^-^)
度重なる故障から何度も復活したテイオーも「奇跡」なら、たった一頭の馬のお陰でダービージョッキーになれた安田隆行もある意味「奇跡」ではないでしょうか? -
ロシアンブルーさん
トウカイテイオーといえば
自分は田原成貴ですね
やっぱり有馬かな?
正直オグリの有馬よりずっと感動しました
大きな挫折から何度も復活する
なかなかこのようなケースはないと思います -
たかさんさんがいいね!と言っています。
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ばいありーたあくさん
ぼう0508さん>改めましてこんばんは(^-^)コメありがとうございます。
たしかダービーの時、パドックでテイオーの歩様を見ていた大川慶次郎さんが「テイオーは故障してるんじゃないか?」って疑ってましたね。
テイオーは体が柔らかすぎてグニャグニャに見えるくらいだったらしいですから、さすがの大川さんも騙されちゃったようです(笑)
ルドルフが「記録に残る馬」なら、テイオーは「記憶に残る馬」と言えるのではないでしょうか(^_^) -
ばいありーたあくさん
やまさとさん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
あの時の有馬記念は盛り上りましたからね(^-^)
私はビワハヤヒデから流してました。
当時は穴党じゃなかったので(笑)
そう言えば逸見さんが亡くなったのもこの頃でしたね(-_-)
あのカミングアウト会見には驚かされました。
友人だったG馬場さんは逸見さんの回復を願って大好きな葉巻をやめたのに.... -
ぼう0508さん
こんばんは☆
テイオーの走り方は本当に特徴がありましたね。
叩きつけるような…まさにその通り、それを実感したのは
奇しくも敗れた春の天皇賞でした。
歩き方も独特でしたしね。
テイオーの走りを実感できたことをとても幸せに思います。 -
やまさとさん
やまさとです♪こんばんは
テイオーの有馬(ビワハヤヒデ2着、4-13)が強く記憶に…
逸見さん亡くなった時でもある…