アブドラさん復活（その２）

〜○○地区にて〜

ア「ここは何軒がＰＲの対象なんだ？」

私「９０軒すね」

ア「９０軒もかよ？今日中に終われるのか？」

私「明日までに終わればＯＫっすよ。オレ、明日出張なんで明日はここ、１人でやってもらっていいすか？」

ア「なにい一ッ(゜ロ゜; 明日は１人でやれってかぁ？お前、もっと病人をいたわれよ」

私「病人じゃなくなったから退院したんでしょ（笑）今日のうちに２人で一軒でも多く回って、明日楽してください(^^)」

ア「バカヤロー（笑）俺はまだ病人だぞ（笑）俺は立派な糖尿病患者だ（爆笑）」

私「じゃあ、リハビリのー環ということで（笑）」

ア「何がリハビリだ（笑）」

〜タ方、職場に戻ってから〜

私「アブドラさん、今日はお疲れ様でした(^-^)今日はここで上がりにしましょう」

ア「おう、それじゃあお言葉に甘えて(^-^)お先するわ」

私「明日はゆっくりでいいすよ」

ア「おう、じゃあお先(^-^)/」

私「ご苦労さんした(^.^)」

こうしてアブドラさんの復帰初日は特に変わったこともなく、私たちにとっては「いつも通り」の一日であった。
アブドラさんが入院してからの２ヶ月間は正直言って結構大変だったが、アブドラさんが戻ってきたので、私も少しは楽ができるだろう(^-^)

そんなことを考えながら私は１時間ほど残業をしていたのだが、午後６時半を回った頃、不意に私のケータイに着信が入った。アブドラさんからだった。

ア「ばいありー、スマン。やっぱり腰が痛い。明日は休ませてくれ(>_<)」

私「あらら.....わかりました｡残りのＰＲの方はなんとかしますから、お大事にしてくださいね」

ア「本当にスマン(-_-;)明日は温泉に行ってくるわ」

........やれやれだぜ(-_-)