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2013/09/16 19:56
宇宙旅行を計画している方々へ
世界的な企業グループである「ヴァージン・グループ」が宇宙旅行を計画し、宇宙船の開発や宇宙旅行者の募集を行っている。このことはニュースでも度々取り上げられたので、ご存知の方も多いであろう。
1回の宇宙旅行にかかる費用はおよそ20万ドル、現在400人ほどの宇宙旅行への希望者がいて、日本人も3人いるらしい。
もしかしたらこのサイトの利用者の中にも、将来宇宙旅行をしてみたいと思っている方、実際に宇宙旅行を計画しているという方もいらっしゃるかもしれない。
そういう方々のために、実際に宇宙旅行をするとどうなるのか?ということをいくつかご紹介したい。
1 宇宙へ行った人は例外なく「宇宙酔い」の症状に悩まされる。内耳への情報伝達に支障がでるために三半器官に異状をきたすからだ。
「宇宙酔い」の主な症状は頭痛、吐き気等である。
2 無重力状態の時、体液は決まって頭の方に上昇する。それに伴い鼻づまり、顔のむくみ、心臓の萎縮などの症状が現れる。ひどい時は腎臓結石になることもある。
3 身長は5センチほど伸びる。無重力のため、背骨に対する負荷が減るからである。
4 地上では大イビキをかく人も、宇宙へ行くと全くかかなくなるそうだ。
5 豊胸手術で胸にインプラントを入れている人(女性とは限らない)が宇宙旅行に行くのは基本的にNGである。宇宙では気圧が急激に下がるために、インプラントが爆発する恐れがあるからだ。
6 昔と違って、今は宇宙食に塩・コショウで味付けすることも可能である。ただし、塩・コショウは液体状になっている。粉末状のままだと、鼻づまりの原因になったり、空気孔に詰まって事故を引き起こしてしまうからである。
7 宇宙から帰ってきて地上の生活に再適応するうえで一番困難に感じることは「物体を手放すとすぐに落ちてしまう」ことだそうだ。
8 地上では日の出は1日に1回だけだが、地球を周回する軌道上にある宇宙船では、日の出は24時間の間に16回も見られる。これだけ日の出が頻繁にあると、1日の生活サイクルに狂いが生じるそうだ。具体的には不眠症や生理不順、自律神経失調症などの症状が現れるらしい。
以上、実際に宇宙へ行った人たちの経験に基づいた上での宇宙旅行ガイドを作成してみた。
宜しかったら参考にしていただきたい(^_^)