2908件のひとこと日記があります。
2013/10/21 19:28
プロレスの話28(私的プロレス総論)後編
続きを書く。
「今のプロレスって、どうなのよ?」
現在のプロレス界は、前編で書いた「プロレスにはBOOKがある」ことを前提とした「作り込まれたプロレス」を展開する、というのが主流である。
その最たるものが新日本プロレスである。
私はもう長いこと新日の試合を見ていないので今も続いているかどうかは分からないが、新日の中継では必ずと言っていいほど、ある茶番劇が繰り広げられていた。
実況やインタビューを行うために会場入りしていた某若手アナウンサーを某悪役レスラーが必ず襲撃する、というものである。
若手アナウンサーは必ず襲われて上着をビリビリに破かれて上半身裸にさせられる。
ある時、いつものように襲われて上半身裸にさせられた若手アナウンサーは、なぜかネクタイをしていた。基本的にアナウンサーはスーツ姿で会場入りする。そのスーツの上をネクタイごとビリビリに破かれて上半身裸なのに、なぜかもうネクタイをもう1つ上着の下に着用している。
早い話が仕込んだのだ。
実況を担当していたもう1人のアナウンサーがそれを見て「裸ネクタイです!」と絶叫して観客がどっと笑いに包まれる。
これが今の新日である。
ハッキリ言って私は嫌悪感を覚えた。
「局アナが小道具使ってセコイ笑い取ってんじゃねーよ!」
残念である(-_-;)
私が何十年も見続けてきた新日本プロレスは、もうどこにもない。
女子プロレスはもっとひどい。
「準メジャー級」の某団体は、まるでショーパブのような試合を200人程度の観客の前で平気な顔をして行っている。
なぜそんな試合ばかりしているのか?
まともな試合をしても客が来ないからである。
日本の女子プロレス界は、ハッキリ言って死にかけている。残念だが事実である(>_<)
「それでも私はプロレスを見続ける」
ハッキリ言って、今のプロレス界は「厳冬期」である。氷河期の一歩手前である。
ただし、希望はある。
新日にはオカダカズチカというスターがいる。
ドラゴンゲートの試合会場は常にフルハウス、チケットはプラチナ化しつつある。
女子プロレスも少しづつではあるが、若手が伸びてきている。
「氷河期」なら全てが終わるが、「厳冬期」ならいつかは春が来る。
希望があるのなら、私はプロレスを見続ける。
春がやって来るまで(^^)
(あとがき)
「プロレスの話」は今回をもって終了とさせていただきます。
「ばいありーたあく」を封印したからには「ばいありーたあくの専売特許」であるプロレスの話も封印するべきであると思うからです。
今まで「プロレスの話」を読んでいただいて、どうもありがとうごさいました(^^)
次にプロレスのことを書く時は「プロレスの話HYPER(仮題)」として、今までとは違う形で書いていこうと思っております。
ご期待くださいね(^^)
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とうけいにせいさん
のど輪だ田上!さん>こんにちは(^-^)コメありがとうございます。
橋本VS小川はプロレスではなかったけど面白かった。
言うなれば「男の戦い」でした(^^) -
のど輪だ田上!さん
橋本vs小川は面白かった!
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あ、なるほど。やはり試合はガチですか、橋本の目が睨む目つきとかヤバかったですもんね。
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とうけいにせいさん
エイシンソヨギーさん>橋本VS小川に関しては、橋本がロスで小川を襲撃するまでがBOOKで、その後はシュートです。
ハッキリ言って途中からガキのケンカになっちゃいました(-_-)
でも、橋本はそれでいいんです(^^) -
とうけいにせいさん
のど輪だ田上!さん>私たちが夢中になっていた頃のプロレスには「夢」がありました。
猪木も馬場さんもタイガーも鶴田さんも三沢さんも闘魂三銃士もハンセンもブロディもファンクスもみんな私たちに夢を見させてくれました。
でも今のプロレスには夢がない。
エイシンソヨギーさんの言葉を借りると
パンドラの箱が開いてしまった。
パンドラの箱が開いたらプロレス界の暗部全てが出尽くして、私たちの夢は打ち砕かれてしまった。
でもパンドラの箱から一番最後に出てきたのは「希望」だったように、今のプロレス界にもオカダを始めとする「希望」が残っている。
希望がある限りプロレスは死にませんよ(^^) -
あ、それですね。総合格闘技。
新日にとって黒船、パンドラの箱。
ゆくゆくは橋本真也が負けまくったのも、なんちゃって格闘家の小川。あれで夢は儚く醒めた。冷めた?
プロレスはストロングでないと。闘魂イズム後継のはずの橋本がズタボロになって…あれ、BOOK的に考えると橋本が勝つはずな試合があったはず、と振り返りますが。
しかし反撃するはずの橋本が既にグロッキーだった…みたいな感じ。実際はどうだったのか!?謎のままですね -
のど輪だ田上!さん
こんばんはー。
これずっと読んでいたいですねぇ(^^)
はっきり言って俺はこの日記のファンです。
猪木 VS 国際軍団に興奮しタイガーマスクに心踊らせてました。
ミルマスカラスはヒーローで、ファンクスがブロディ、スヌーカー組にやられた時は涙が出ました。
四天王は大人になってからも大興奮してました。
飲みながら友達としゃべりましたよ。
あんなにプロレスは面白かったのになぁ… -
とうけいにせいさん
エイシンソヨギーさん>総合格闘技の出現が結果的には飯塚のようなレスラーの居場所を奪っていったのではないでしょうか。
飯塚は玄人受けするレスラーでしたが、玄人が激減してしまった今となってはもう「過去の遺物」でしかないのかもしれません(-_-;) -
ですよねw
地味だからレスリング、関節技に活路を見出だしゆくゆくは木戸修、藤原組長の路線でいきたかった、けど地味すぎて時代はそんなの求めてもなかったし。
何事も中途半端でショッパイといけませんな。 -
とうけいにせいさん
エイシンソヨギーさん>飯塚はああでもしないとクビになっちゃうんですよ。
元々が地味すぎるから(-_-)