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2013/11/05 20:02
岩手の怪物(スイフトセイダイ)
毎週火曜の岩手ネタ、今回は岩手競馬の黄金期を支えた「岩手の怪物」スイフトセイダイ(1986年生まれ)について書いていきます。
前回にも書きましたが、岩手にはトウケイニセイ、メイセイオペラ、トーホウエンペラー、そしてスイフトセイダイという伝説の名馬がおりますが、スイフトセイダイ以外は古馬になってから強くなりました。2〜3歳の頃から「怪物」と呼ばれるほど強かったのは、スイフトセイダイだけです。
2歳時(1988年)は9戦9勝、3歳時(1989年)には岩手所属馬としては初めてのダービーグランプリ制覇を成し遂げた後、地方馬の頂点を目指して東京大賞典に出走しました。
当時、東京大賞典は交流レースではなかったのでスイフトセイダイは大井に「一時転厩」してレースに臨みました。
この時地元岩手ではタ方のニュースでも報道されるほどの盛り上がりを見せていました。
堂々の1番人気でレースに臨んだスイフトセイダイでしたが、結果は2着、「南関の女傑」ことロジータに手も足も出ない完敗を喫してしまいました(-_-)
翌年もスイフトセイダイは大井に一時転厩して東京大賞典に挑みましたが、ダイコウガルダンとの激闘の末にクビ差2着、地方馬の頂点に立つという夢は叶いませんでした(-_-)
スイフトセイダイはその後も地元岩手ではトップホースとして君臨し、6歳時には中央に遠征してオールカマーにも出走しました。
当時、オールカマーは唯一の中央と地方との交流レースで、地方馬の最先着馬にはジャパンカップの優先出走権が与えられていたのです。
田中勝春騎乗で2番人気に推されたスイフトセイダイでしたが、芝は合わなかったのか、見せ場も作れずに5着に敗れてしまいました。
ちなみに勝ったのは大井所属のジョージモナークで、ジャパンカップにも出走しました。
その後のスイフトセイダイは、後に「SG対決」として岩手の競馬ファンを大いに沸かせたグレートホープとの激闘や「魔神」トウケイニセイとの「世代対決」など、数々のレースで岩手競馬を大いに盛り上げました。
通算成績は51戦27勝、勝ち鞍の中には「岩手の天皇賞」みちのく大賞典や「岩手の有馬記念」桐花賞、南部杯などの岩手のビッグレースがほぼ全て含まれています。
現在は青森県内の牧場で余生を過ごしているそうです(^^)
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とうけいにせいさん
旅はまだ終わらないさん>こんばんは(^_^)「いいね!」ありがとうございます。
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旅はまだ終わらないさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
のど輪だ田上!さん>こんばんは(^-^)コメありがとうございます。
この馬は強かったですよ(^^)
盛岡競馬場って、昔は盛岡市内の中心部の近くにあったんですけど、当時の盛岡コースって今よりも高低差があって、まるでジェットコースターのようでした。
スイフトセイダイは大きな馬で、一番重い時で550キロぐらいあったんです。
旧盛岡競馬場の直線を駆け下りてくる(当時の盛岡の直線は下り坂でした)スイフトセイダイの姿は、馬というより戦車でしたよ(*_*)
スイマセン、間違いを何ヶ所か見つけたので書き直しました(-_-) -
とうけいにせいさん
蓮馬毛さん>「いいね!」ありがとうございます(^^)
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のど輪だ田上!さん
見てみたかったです、リアルタイムで。
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蓮馬毛さんがいいね!と言っています。