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2013/11/21 20:20
ジャパンカップ再考論(改革の必要性について)
いよいよ今週末はジャパンカップが行なわれますが、今年のメンバーを見てみると、いささか役者が不足していると言わざるを得ません。
日本最強馬オルフェーヴル、今年のダービー馬であるキズナ、天皇賞馬ジャスタウェイが回避、菊花賞馬エピファネイアも軽度の故障のために休養に入っています。
外国馬は今年も期待薄、かつてモンジューやエリシオといった欧州のトップホースがこぞって日本へやって来た時代があったとはとても思えないほど、JCへ出走する外国馬の格は落ちています。
今年のジャパンカップはジェンティルドンナ、ゴールドシップ、エイシンフラッシュの「3強」以外はG2と見間違うようなメンバーしか登録していません。これでは「日本でもっとも格式と賞金の高いレース」の名が泣きます(-_-)
もう何年も前からジャパンカップは国際G1とは名ばかりのレースになってしまいしました。
ジャパンカップを開催する本来の目的は「日本馬が外国馬に挑戦する機会を与えることで、日本馬のレベルアップを図る」というものですが、欧州のトップホースは日本の固い馬場を嫌って参戦せず、トップを狙う馬はより賞金の高い香港カップに出る傾向にあります。
もちろん日本馬のレベルが格段に上がったことも、欧州からトップホースが来なくなった理由の一つではありますが(*_*)
ジャパンカップはもう「国際G1」では無くなってきているのです(-_-;)
国際G1としてのジャパンカップの権威を保つためには、思い切った改革が必要なのではないでしょうか?
改革案としては
1)開催時期の変更
2)賞金総額の引き上げ
3)招待制の見直し
4)プレップレースの新設
5)春のクラシックレースの上位入賞馬に優先出走権を与える
今のところ、考えつくのはこのくらいですね。
具体的な改革の内容については、後日書いていきたいと思っております。
今回は問題提起だけにとどめておきます(^_^)