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2014/03/13 21:59
ミルコとルメールの挑戦
昨日の日刊スポーツおよび本日の当サイトのニュース欄で報じられたので、もうご存知だとは思いますが、ミルコ・デムーロ、クリストフ・ルメールの両外国人騎手が今年のJRA騎手免許試験に挑戦することが明らかとなりました。
デムーロ騎手は昨年に続く2回目の挑戦・ルメール騎手は今年が初挑戦となります。
両騎手とも毎年短期免許で騎乗しているので、日本ではもうお馴染みの顔ですが、JRAの騎手免許を取得して年間を通して日本で騎乗する意想を表したということになります。
今回、ルメール騎手が騎手免許試験を受ける意志があることを明らかにしたのは少し意外ですが、ルメール騎手はアガ・カーン4世との専属契約を解消してから欧州では乗り馬に恵まれていませんでした。
欧州ではゴドルフィン、ダーレーといった大馬主の専属騎手にならなければ良い馬を確保できません。
先行きが見えない欧州よりも、社台グループの支援が期待できて、なおかつ良い馬を確保できる日本で年間を通して騎乗したい、という考えがあってのことなのでしょう。
デムーロ、ルメール両騎手とも日本では十分すぎるほどの実績を持っていますし、デムーロ騎手は日本語の習得にも熱心に取り組んでいます。
彼らが日本で通年騎乗できることになったら、日本人の若手騎手がより一層苦境に立たされると考える人は多いでしょう。
私もそう思います。
しかし、外国人騎手の通年騎乗を認めてはいけない、という考えには賛成できません。
若手だろうが外国人だろうが騎手は馬乗りのプロなのです。自らが活躍するためにより良い環境を求めて移動するのはプロとして当たり前のことです。
ましてや日本はパート1国、外国馬や外国人騎手がレースに出るのが当たり前、という環境を整える義務があるのです。
日本の競馬のルールをちゃんと理解して、競馬関係者とちゃんとしたコミュニケーションを取ることができる騎手なら、通年騎乗させてもいいと私は考えます。
騎手が減っているからといって、必要以上に若手騎手を保護するのはかえって逆効果だと思います。
競馬はプロが勝負する場です。
学校のクラブ活動ではないのです。
敢えて厳しい環境に置いて、プロとしての自覚を促すのも必要なのではないでしょうか。
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とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>大井は昔からトンガってましたよね(笑)
まあ、他の地方競馬とは売上がーケタ違いますから、しょうがないといえばしょうがないんですが、大井って先見の明があると同時に昔気質の人が多いですからどうしても頑固な部分がある。
そこら辺がちょっと厄介ですね(苦笑) -
広瀬北斗さん
メンツの話ですと,結構大井が尖がっているかと思います(笑)。ただし彼らはそれこそゲートにしろ単式連勝馬券にしろ,中央競馬に先んじていますから,気概有りきの尖鋭です。何しろ社台グループと一揉めしても海外調教馬の出走を認めた位ですかね。ただその気概が地全協内では煙たがられる理由にもなっている様ですが…
元ネタから話題がそれてしまい申し訳ありませんでした。 -
とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>免許制度の問題は簡単には解決しないでしょうね(-_-)
特にJRAの方が敷居を高くしているように感じます。
JRAとしては若手を地方に貸し出すのは良いが地方の騎手を自分のところに乗せるはちょっと....ていうのが本音でしょう。
まあ、簡単に言うとメンツの問題ですね(*_*) -
広瀬北斗さん
そうなんですよね。彼らも対価は当然プロですから要求すべきと思います。ただ何故,報酬の低いところに行かなければならないか,という現況を理解すれば向上心ある騎手は望むのではないでしょうか?
以前は若手騎手の海外修行の様な話もありましたが,最近は池添騎手等若手よりも中堅どころが殆どかと思います。バブルなんて遥か昔の物語ですから,せめて国内で需要のある場所に行ければ相互扶助になるのではないか,と思う次第です。地方間は頻繁に行われていますから,やはり免許制度の問題を一番大きいのではないかと思えます。 -
とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>おはようございます(^^)コメありがとうございます。
JRAの若手騎手を地方へ武者修行に出す、というアイデアはかなり良いと思います。
地方の騎手不足はJRA以上に深刻なものがありますので、人員不足の解消と若手の鍛練を両方同時に行えますからね。
ただし、クリアしなければならない問題もあります。最も大きいのは「報酬」の問題でしょう。
JRAと地方の騎手報酬はーケタ違います。
JRAから騎手を派遣する、という方法をとると報酬はJRAと同程度にしなければいけませんが、地方で騎手にそれだけの金額を出せるのは南関くらいです。(大井は絶対に出しませんが)
まずは報酬を含めたお金の問題を解決することが騎手派遣の実現に向けて、やらなければいけないことでしょうね(*_*) -
広瀬北斗さん
下記,字数オーバーで申し訳ありません。「松井君はいな」から続けさせて頂きます。
いなかったかもしれません。
また交流は騎手に限らず調教師も同様です。
個別には勝敗があるでしょうが,大局的見地で国内的に国際的にWIN-WINの関係を構築して貰いたいです。 -
広瀬北斗さんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん
外国人騎手もそうですがNAR側の騎手に対してもそうです。これはNAR側のトップジョッキーの受け入れもありますが,乗りたくても乗れない減量明けの騎手達を逆に受け入れて貰い,場数(調教も含めて)を積ませてあげる事も有効かと思います。NAR側はJRAの二軍もどきにさせられるのは受け入れ難いでしょう(特に大井)が,優勝劣敗が原則の世界です。
頂きを高くするには,底辺拡大(維持)も必要です。現在の国内競馬場数が適当か過剰か分かりません。確かに興業的側面で一競馬場が赤字となれば,当該場関係者にとっては廃止も選択肢でしょう。しかし日本競馬の頂点を更なる高みへ向かわせるにはその小さな競馬場は必要不可欠かもしれません。そのためには他場が支援する必要があります。野球でさえ完全な黒字球団は片手も無かったはずです。数年前におきた球界再編成時にもし縮小してしまっていたら,今オープン戦で話題となっている松井君はいな -
とうけいにせいさん
msz-006さん>こんばんは(^_^)コメありがとうございます。
まあ、お気持ちはわかりますよ(苦笑)
かなりデリケートな問題でもありますから(*_*) -
とうけいにせいさん
マックさん>こんばんは(^_^)コメありがとうございます。
厳しい見方ですが、その通りですよ(*_*)
今の若い騎手が置かれている立場は非常に厳しいものがありますが、それを克服しなければ一人前にはなれない。それも事実です。