2908件のひとこと日記があります。
2014/04/18 21:45
nプロ会報Vol.11
全国8000万人のプロレスファンの皆様、こんばんは(^^)2週間ぶりにnプロ会報をUPします。
今回はこの2つです。
1)全日系3団体の憂鬱
☆現在のプロレス業界は新日本プロレスの一人勝ちといっても良い状況ですが、かつては新日と並ぶメジャ−団体として君臨してきた全日本プロレスは現在、3つの団体に分裂してしまいました。
ジャィアント馬場さんが急逝したあと、馬場さんの未亡人でオーナーでもあった馬場元子さんと対立した三沢光晴さんらが全日を退団して「プロレスリング・ノア」を旗揚げしたことに端を発した全日の分裂劇は、三沢さんの急死、小橋健太さんの引退、全日の経営難による身売り、全日社長でもあった武藤敬司の全日退団→W−1旗揚げなど様々な事が起こった後、現在は全日本プロレス、ノア、W−1の3つの団体に分かれて今日に至っています。
この3つの団体はいま非常に危機的な状況にあります。理由はただ一つ、「経営難」です。
全日本プロレスは新オーナーである白石伸生氏が投入した資金がほとんど枯渇していると言われており、ノアは観客動員数が大幅に落ち込んでいます。
W−1は白石伸生氏から武藤敬司ら選手、スタッフの引き抜きによって損害を受けたとして約3億円の損害賠償請求の訴訟を起こされており、裁判で負けるようなことがあれば、団体を運営していくことが困難になるほどの大打撃を受けることは必至です。
簡単にいうとどの団体も自転車操業を強いられている状態です。
どうしてこういう事態に陥ったのか、理由はいくつかありますが、最も大きなものは「プロレス市場そのものが縮小しているにもかかわらず、団体が分裂して人気レスラーが分散した」ということです。
市場が縮小している時にはコンテンツ(プロレスの場合はレスラー)を集中させ、顧客の確保を図る必要がありますが、全日系3団体のやっていることは真逆、コンテンツが分散してしまっています。
これでは顧客(ファン)を引きとめるのは難しくなるのは誰の目にも明らかでしょう。
遅かれ早かれ、全日系3団体のどれか1つ、もしくは2つ、考えたくはないですが3つとも経営破綻する日はやってくるでしょう。
プロレス業界はこの3団体が消滅した時に大規模な「再編」が行なわれるでしょう。
「Xデー」は必ずやってきます。そのあと、何が残るのかは全くわかりません。
ただ一つ言えることは「新日1強時代が長く続けば続くほどプロレス業界は衰退していく」ということです。
それを食い止める誰かが現れてくれることを強く望みます。
2)新企画「教えろ!ばいありー」
☆当会報の主筆であるばいありーたあくさんがプロレスのいろいろな疑問にお答えするコーナーです。
今回は当会報の発行人である私、とうけいにせいがばいありーさんに質問してみます。
と「ばいありーさん、よろしくお願いします」
ば「こちらこそ(^^)」
と「現在、日本には何人のプロレスラーがいるんですか?」
ば「現段階でマスコミが把握しているのは530人、これには日本の団体に所属している外国人レスラーも含まれる」
と「セミプロやアマチュアのレスラーもいますね」
ば「全国にはそういうご当地団体が100団体ほどあると言われている。それらの団体の所属レスラーを含めると2000〜3000人ほどはいるだろう。ただし、プロレスだけで生活している純粋なプロレスラーは50人くらいだと言われている」
と「プロレスラーって、儲からないんですね」
ば「市場の拡大こそが急務だよ」
※次回からは会員の皆様からの質問も受け付けますので、疑問のある方は遠慮なくコメント欄に書きこんでくださいね(^^)
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とうけいにせいさん
競馬王しんちゃんさん>「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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競馬王しんちゃんさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
おるたんさん>すみません、字数オーバーでした。
〜レスラーとしての人気と経営は比例しない、ということを理解しなきゃなりません(-_-;) -
とうけいにせいさん
おるたんさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます。
ノアは三沢さんが亡くなる前から資金繰りが厳しくなっていたそうです。
(地上波の中継が打ち切られたのも大きな理由です)
新日もブシロードの子会社にならなかったら、おそらく倒産していたでしょうね(-_-;)
プロレス団体がすぐに経営難に陥る理由は、看板レスラーが経営者としてはド素人なのに社長をやるからですよ。
おまけに団体の看板を背負うほどの看板レスラーには複数のタニマチがいて、金銭面でのバックアップをしている。
だから看板レスラーはお金で苦労しないんです。誰かが面倒をみてくれるから(-_-)
いわゆる「ごっつぁん体質」というやつです。
お金で苦労しないから金銭感覚は次第にマヒしてくる。マヒしたまんま新団体を旗揚げして経営者に収まる。
そういう経営者が団体をうまく運営していけるわけがありませんよ。
レスラーとしての人気と経営 -
おるたんさん
来るのが遅くなってゴメンナサイm(_ _)m
全日からわかれた3団体、そんなに経営危機に陥っているのですね(><;
実は、私は三沢さんのファンでした。
それで全日からノアと、一番多く見てました。
あのリング上での事故が起こって、しだいに離れていったような
気がします(あくまで個人的な理由ですが)
あの頃でさえ、こちらでノアの中継がなくなったり、
経営難は言われてたので、今は深刻なのでしょうねえ。
FMWの大仁田厚の電流爆破や有刺鉄線マッチ、一回だけ生で見に行きましたよ〜。確かにエンターテイメントしてましたね。
他とは違ってて驚いた記憶があります。(^^; -
おるたんさんがファイト!と言っています。
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おるたんさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
たかさんの奇妙な冒険さん>プロレスが力士を廃業した者の受け皿になっている、という点は大相撲側にもそれなりの事情があると思います。
だって若くして廃業した力士の再就職先って、なかなか見つからないじゃないですか。
やたら体が大きいだけで何の取り柄もない。
手に職をつけるのは時間もお金もかかる。
それなら大きな体を生かせるプロレスをやろう。うまくいけば億単位の金を手にできる。
かつてはこう考えて角界からプロレスに転身した人はたくさんいました。
少なくとも北尾光司がプロレスラーになるまでは、の話ですが(*_*) -
とうけいにせいさん
たかさんの奇妙な冒険さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます。
FMWが多くの支持を得た理由ですか...
いくつかあるでしょう。
(1)大仁田厚というレスラーがどん底から這い上がっていくサクセスストーリーがウケた
(2)体を極限まで痛めつけるスタイルが斬新だった
(3)バブル崩壊後の不景気が長引いたことによる人々の不満のはけロとしてFMWのデスマッチが受け入れられた
(4)全日、新日、UWF系とは違うスタイルでエンターテイメント性を強調した戦略がハマった
(5)プロレスをよく知らない若い世代に「これがプロレスだ」という概念を植えつけることに成功した
簡単にまとめると「時代が新しいモノを求めている時に大仁田厚が電流爆破や有刺鉄線マッチという新しい見せ物を提供し、多くの支持を得た」というところでしょうか(*_*) -
ばいありーたあくさん
質問です!Σ( ̄□ ̄;)
FMWが発足した辺りから、プロレスがプロレスでは無くなったと思いませんか?
電流爆破とか…。
何故にあの様な物が流行ったのでしょうか?