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2014/07/03 21:52
ターフに咲く花〜名牝伝説〜 vol.4
シーザリオ (2002年3月31日生まれ)
父 スペシャルウィーク
母 キロフプリミエール
(母の父 サドラーズウェルズ)
6戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍 優駿牝馬、アメリカンオークス、フラワーC (2005年)
管理調教師 角居勝彦(栗東)
主戦騎手 福永祐一
代表産駒 エピファネイア (菊花賞)
☆「ターフに咲く花」の第4回目を書かせていただきます。
今回取りあげる名牝は2005年に史上初の日米オークス制覇を成し遂げた「男装の歌姫」ことシーザリオです(^^)
シーザリオを花に例えると...
けっこう難しかったですが、私はブルーローズを選びました。
ブルーローズの花言葉は「奇跡、神の祝福」です。シーザリオのG1初制覇となった2005年のオークスはまさに奇跡と言っても良い勝利でした。
シーザリオの主戦騎手は福永祐一ですが、桜花賞の時だけは吉田稔(元名古屋競馬騎手)に乗り変わっています。福永騎手にはラインクラフトというもう一頭の有力なお手馬がいて、桜花賞ではラインクラフトに乗ったからです。
普通、クラシックの緒戦で他の有力馬を選んだ騎手が2戦目に再び乗せて貰えるなどということはほとんどないことです。(故障などの特別な事情があれば別ですが)おまけに桜花賞で福永騎手が選んだラインクラフトは1番人気に押されたシーザリオを抑えて見事に桜花賞を制しています。
しかし、オークス当日、シーザリオの鞍上には福永騎手の姿がありました。
ラインクラフトがNHKマイルCに出走したために、福永騎手はシーザリオに乗ることが可能になったのです。コンビ再結成の裏には、シーザリオを手の内に入れている福永騎手を戻すことがオークスで確勝を期すうえで取りうるべき最良の手段である、という陣営の判断もあったのでしょう。
ベストパートナーが戻ってきたシーザリオはオークスで、まさに奇跡的なパフォーマンスを披露しました。
レースは1000m通過タイムが63秒4という超スローペースで進み、第4コーナーを抜けて直線に入った時のシーザリオの位置取りは先頭のエイシンテンダーから10馬身以上も離された14番手、いくら府中の直線が長くてもこれだけ後方に下げたら届かないのが普通です。
しかし、シーザリオはここから上がり3F33秒3という驚異的な末脚を駆使して先に抜け出したエアメサイア、同厩の上がり馬ディアデラノビア、しぶとく食い下がるエイシンテンダーらをまとめて差しきり、見事オークス馬の称号を手に入れました。
福永騎手が出迎えた陣営の人たちに対して最初に言ったことは「ごめんなさい、馬に無理を...」という謝罪の言葉だったそうです。
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とうけいにせいさん
ワイドボックスさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
あれは圧巻でしたね(笑)
最初は引っかかったかと思ったんですが、ほとんど馬なりでしたからね。
直線では差は開く一方、まさに圧勝でした(^^) -
ワイドボックスさんがいいね!と言っています。
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ワイドボックスさん
スーパーやっちさんも書いてますが、自分もアメリカンオークスの
ジャッパニーーズ!スッパースッター!!が印象的です。笑
漆黒の馬体も綺麗で格好良かったですよね。
そういう意味ではアメリカのサンデーファンにとっては
感慨深い部分があったかも知れないですね。 -
とうけいにせいさん
msz-006さん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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msz-006さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
マックさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
普通ならエアメサイアですよ。
ユタカの騎乗も完璧でしたし(*_*)
対するユーイチは完全に騎乗ミスですよ、あの位置取りは(;o;)
そんなのもお構いなしの末脚でした(*^^*) -
とうけいにせいさん
おるたんさん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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とうけいにせいさん
スーパーやっちさん>ご無沙汰しております(*^^*)こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
そういえばそうでした(^o^)
7月3日ですよ!記念すべき日米オークス制覇の日は!
実はこのネタ、隔週の木曜日に書いてるんですよ。私としてはいつも通りに書いたつもりなんですが(苦笑)
たしかアメリカンオークスの時に、あるアメリカ人のおばあちゃんが関係者の人に「サンデーサイレンスの孫を連れてきてくれてありがとう」と語りかけたそうです。
シーザリオの強さと同時にサンデーサイレンスの偉大さも感じるエピソードですね(^^) -
とうけいにせいさん
やまさとさん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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とうけいにせいさん
みゆパパさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
もし無事であったら、1つ下のウオッカ、ダイワスカーレットとも五分に渡りあえたでしょうね(^^)
今年は父ハービンジャーの4番仔がデビューしますが、母父がサドラーズウェルズですからどうしても素軽さという点が気になりますね(;_;)