ｎプロ会報Vol.21

全国８０００万人のプロレスファンのみなさん、こんばんは(^^)ｎプロ会報Vol.21をお送りします(^_^)/

今日のおはなしは以下の３本です。

（１）プロレス偉人伝「テリー・ゴディ」

今回のプロレス偉人伝は、「人間魚雷」ことテリー・ゴディを取り上げます。

☆現在、多くの日本人レスラーが好んで使用している「パワーボム」はゴディが考案した技なんです。
若手時代に指導を受けたルー・テーズが使っていた「テーズ式パイルドライバー」を自分流に改良した落とし技がパワーボムです。
テーズ式パイルドライバーは今でいう「投げっぱなしパワーボム」のような技でして、ゴディは頭上まで上げた相手を頭から落としてガッチリとホールドすることで、パワーボムを完成させたわけです。

ゴディは他にも「串刺しラリアット」の考案者でもあります。

９０年代始めの全日本プロレスでスタン・ハンセンのタッグパートナーとして頭角を表し、後にスティーブ・ウィリアムスとの「殺人魚雷コンビ」で全日四天王を大いに苦しめると共に、シングルプレーヤーとしても２０代で三冠王座を獲得するなど、当時の全日本プロレスには欠かせない外国人レスラーでした。

ただ、無類の酒好きのうえに痛み止めやステロイド剤の過剰摂取が元で体を壊し、４０歳という若さで世を去ってしまいました。
無類のパワーに卓越したレスリングセンス、インテリジェンス溢れる試合運びを兼ね備えたパーフェクトレスラーであったテリー・ゴディですが、不摂生が彼のレスラー人生を中途半端なものにしてしまいました。

早世が悔やまれるグッドレスラーでした(-_-)

（２）中川ともか引退

☆ＯＺアカデミー、ＷＡＶＥを中心にファイトしていた技巧派レスラー、中川ともかが引退を発表しました。
今後は生まれ故郷の北海道に帰り、婚活をするそうです。
女子プロレス界随一のテクニシャンであった彼女の引退は淋しいのがありますが、第２の人生では女性としての幸せを掴んでもらいたいものです(^^)

（３）全日本プロレス、秋山体制発足

☆今月４日、全日本プロレスは白石伸生氏が事実上のオーナーである「全日本プロレスシステムズ」から秋山準選手が設立した新会社「オールジャパンプロレスリング」に経営母体が移り、秋山社長を中心として再スタートを切ることになりました。
新体制では諏訪魔選手が専務として経営陣に加わり、ジャイアント馬場さんの未亡人で元オーナーの馬場元子さんが相談役として復帰しました。

秋山社長は「馬場イズムの継承」を前面に打ち出しており、王道プロレスの復活を目指して新生全日本プロレスの舵取りを行うことになります。
なお、スポンサーとして山形ケーブルテレビ、岩手ケーブルテレビが支援していくことが決定しています。

復活に向けての道のりはまだまだ険しいですが、秋山社長以下新生全日本プロレスの奮闘に期待したいと思います(^^)/