2908件のひとこと日記があります。
2014/07/20 02:48
ハルウララって、何だったんだ?
すでにご存じの方も多いと思いますが、2003年に大ブームを巻き起こした「負け組の星」ことハルウララが、千葉県御宿にあるマーサファームに繋養されていることが明らかとなりました。
高知競馬で106連敗、負けても負けても走り続けるハルウララに日本中が注目し、武豊が騎乗した時には単勝馬券だけで1億円以上を売り上げるほどでした。当時、売り上げの減少に歯止めがかからず、廃止寸前だった高知競馬はハルウララのおかけで息を吹き返したのです。
しかし、翌年に起こった騒動(馬主と調教師の対立やハルウララの商標権をめぐるトラブル等)が元でハルウララは事実上引退に追いこまれ、その後は消息がわからなくなりました。
あの騒動から10年近く経った今になって生存が明らかになったことは驚きですが、消息不明だった期間はどこでどうしていたのか、関係者の詳しい説明を求めたいですね。
今思うとハルウララという馬を巡る人々の狂騒、あれは一体何だったんたんでしょうか?
競馬は「優勝劣敗」が基本原則です。競走馬が走るのはレースに勝つため、勝てない馬は淘汰されるのが宿命です。
でもハルウララは「勝てない」ことで注目され、高知競馬を救い、結果的には自らも生き残ることができたのです。はっきり言ってハルウララブームは高知競馬サイドの話題作りにマスコミが過剰反応したことで起こった狂騒劇です。競馬の本質とは正反対のものです。
ハルウララがいなかったら高知競馬はとっくの昔に廃止されていたでしょう。その点でいえば彼女は高知競馬最大の功労者です。
しかし、競走馬としては見るべきものはありません。競走馬失格といっても言い過ぎではないです。
見るべきものがない馬が人気者になり、様々なキヤラクターグッズが作られ、映画化までされたのです。オグリキャップやディープインパクトとはまるで正反対のことでした。
結局は人間の身勝手な行動に振り回されていただけの話、少なくともあの時はハルウララは競走馬ではなく商品でした。
商品であるがゆえに人間たちに翻弄され続けたハルウララ、ようやく安息の日々を手に入れたかに見えますが、人間たちの動向次第ではまた気の休まらない日々がやってくるかもしれません。
そっとしてあげてほしいと思います。
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とうけいにせいさん
おるたんさん>「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
A氏のエッセイは読んだことがないんですが、記者会見での物言いから判断すると、かなりエゴの強い人なのは間違いないでしょうね(*_*)
もしくは誇大妄想の気があるか(苦笑)
いずれにしても、騒動から10年近くの間何をしていたのかに興味がわきますね。 -
とうけいにせいさん
たかさん×如水さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
勝てない馬が人気者になる、まさにおっしゃる通り判官贔屓でしょうね。
ギャンブルの本質を否定する行為ではありますが(*_*) -
おるたんさんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん
結構時系列的に微妙なんですよね。また元々彼女の書物をこの騒動など全くなかった前に読んだ事があるのですが,余りにも独善性に満ちた書物で一応最後まで読みましたが,読後の廃品回収の時に出してしまいました。よって元々彼女に対しては良い印象を持っていませんでしたので,前記コメントの内容になりました。
ただいずれにしてもハルウララの命が今も繋がっているのは,残念ながらこの騒動が主因である事は間違い無いのでしょう。 -
たかさん×如水さん
日本人特有の感情、判官贔屓も有るのでしょうね。
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たかさん×如水さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
ぼう0508さん>こんにちは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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ぼう0508さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
蓮馬毛さん>こんにちは(^^)コメありがとうございます(^_^)
人間たちの欲望のために流転の馬生を送るハメになったハルウララ、もう騒ぎ立てることなどなにもないでしょう。
穏やかな余生を過ごしてもらいたいものです(^^)