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今日は会社で残務整理をしていました。

私の部署には私一人、部下だったスカルさん（仮名）は今日からわが社の某営業所で勤務することになっていました。

しかし...
今日のＡＭ１０時ころ、某営業所から電話がありました。
電話の主はＢ課長です。

私「もしもし、ばいありーです」

Ｂ「ああ、ばいありー君、Ｂです」

私「お疲れさまです」

Ｂ「引き継ぎの方は終わったのか？」

私「あらかた終わりました。木曜日までには残務整理も終わりますよ」

Ｂ「おお、そうか....ところで、ばいありー君。スカルさんと何かあったのか？」

私「はあ？....別に何もないですが、スカルさん、どうかしました？」

Ｂ「スカルさん、会社に来ないんだよ(--;)連絡もとれないんだ」

私「ええっ!? スカルさん、来てないんすか？それって無断欠勤っていうことですか？」

Ｂ「そういうことになるな(-_-)」

私「スカルさんの自宅には連絡しましたか？」

Ｂ「したんだが、ご家族も所在はわからないそうだ。昨日の夜に社宅に戻ると言って家を出たそうなんだが...ばいありー君、悪いがスカルさんの社宅に行って見てきてくれないか？あと、君からも連絡をとってみてくれ」

私「わかりました。今から向かいます」


私はスカルさんが単身で暮らしている社宅へ行ってみました。
スカルさんはいませんでした。

何回か電話をかけましたが、ケータイの電源を切っているらしく、電話はつながりませんでした。
１時間ほど社宅の前に張り込んでいましたが、スカルさんは姿を現しませんでした(-_-)

仕方なくＢ課長に報告の電話を入れました。

私「もしもし、ばいありーです....スカルさん、社宅には戻っていませんでした」

Ｂ「おお、ばいありー君、ご苦労だったな。スカルさん、自宅に戻ってるそうだ。ついさっき奥さんから連絡があったよ」

私「えっ....本当ですか？事故とかに巻き込まれたわけではないですよね？」

Ｂ「ああ、そっちの方は大丈夫だそうだ。ただ、かなり酔っ払ってるらしい」

私「会社を無断欠勤した理由とかは？」

Ｂ「いいや、まだわからない」

私「そうですか....随分と人騒がせなことをしてくれましたね、あの人(--;)」

Ｂ「全くだ（怒）明日スカルの野郎のところに行ってとっちめてくる！ばいありー君、忙しいところすまなかったな」

私「あの....課長」

Ｂ「ん？どうした？」

私「その役、私にやらせていただけませんか？私が会社を辞めることと関係があるような気がするんですよ。直接会って真意を確かめたいんです」

Ｂ「君の退職と？....わかった、明日俺と一緒に行こう」

私「わかりました。お供します」


私がスッキリと会社を辞めるまでには、もうひと波乱ありそうです(..)