ROAD TO JBC (その15)

☆マイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート１６００ｍ）展望

今回の「ROAD TO JBC｣は、今月１３日に行なわれる南部杯について書かせていただきます。
まずは出走予定馬を紹介します。

（ＪＲＡ）
アドマイヤロイヤル（牡７）
※´１３プロキオンＳ、´１２南部杯２着
キョウエイアシュラ（牡７）
※´１４オーバルスプリント
ベストウォーリア（牡４）
※´１４プロキオンＳ、´１３ユニコーンＳ
グレートチャールズ（牡５）
ナガラオリオン（牡５）
ポアゾンブラック（牡５）

（岩手）
ナムラタイタン（牡８）
※´１１武蔵野Ｓ
コミュニティ（牡４）
ドリームクラフト（牡８）
ランドオウジ（牡８）

（笠松）
トウホクビジン（牝８）
タッチデュール（牝５）
エイシンナナツボシ（牡７）

（高知）
バーチャルトラック（牡６）
クイックリープ（牡９）

☆今年の中央勢は正直言って小粒なメンバーと言わざるを得ませんね(;_;)
GIで連対実績があるのはアドマイヤロイヤルのみ、ナガラオリオン、ポアゾンブラックはオープン特別しか勝っていません。
今年のＪＢＣは盛岡開催ですから、南部杯→ＪＢＣと連戦するとなると中２週でもう１回盛岡へ輸送することになります。コパノリッキー、ホッコータルマエ、ローマンレジェンドといったトップホースたちが参戦を見送ったのは、輸送面でのリスクを考慮したうえでのことだと思います。
中央勢で最も有力なのはベストウォーリアでしょう。前走勝利のキョウエイアシュラが２番手、アドマイヤロイヤルが３番手と見ます。

岩手勢の大将格はナムラタイタン、このメンバーなら勝ち負けしてもおかしくありません。
４ヶ月の休み明けというのは不安材料ではありますが、マイルは適距離ですし、何よりもナムラタイタンは岩手に来てから１回も本気で走ってません。余力は有り余っているはずです。
結果がどうであれ、岩手のファンはナムラタイタンの「本気の走り」を初めてナマで見ることになります。できることならトーホウエンペラー以来１２年振りの岩手所属馬の勝利を見たいものです。

トウホクビジンは今年４度目の里帰り、通算１５８戦目です。
得意の盛岡コースでの好走を期待したいところですが、まずは無事に回ってきてくれることを望みます(^_^)