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2014/10/10 20:23
第33回京都大賞典の話
今度の日曜には毎日王冠、月曜には京都大賞典が行なわれます。台風19号の影響が心配されるところですが、何とか無事に開催してほしいものです。
今から16年前の1998年10月11日に行なわれた「第49回毎日王冠」はサイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーの3強のただ一度だけの揃い踏みが実現し、東京競馬場に約13万人の観客が詰めかけた「史上最高のGII」として競馬史に残っています。
しかしながら、毎日王冠と同じ日に京都競馬場で行なわれた「第33回京都大賞典」も毎日王冠に負けず劣らず、超豪華メンバーが揃って名勝負を繰り広げたレースだったんです。
今回はもうひとつの「史上最高のGII」ともいうべき第33回京都大賞典について書かせていただきます。
レースは7頭立てと少々寂しい頭数で行われましたが、出走馬を見てみれば少頭数の理由がわかります。(数字は馬番です)
1 セイウンスカイ (98年皐月賞)
2 スノーボンバー
3 メジロブライト(98年天皇賞春)
4 ローゼンカバリー(98年天皇賞春3着)
5 ゴーイングスズカ(98年目黒記念)
6 ステイゴールド(98年天皇賞春、宝塚記念2着)
7 シルクジャスティス(97年有馬記念)
3頭がGI馬、スノーボンバー以外は重賞勝ちかGIで連対したことがある馬です。
毎日王冠と同様、このレースも回避する馬が続出して7頭立てとなったわけです。
セイウンスカイは3歳馬で、本来なら翌週行なわれる京都新聞杯に出走しても良かったんですが、当時のセイウンスカイはゲートに難がありまして、万が一ゲート入りでゴネて調教再審査の処分を食らったら菊花賞に出走できなくなる恐れがあったんです。
陣営は仮に処分を受けても確実に菊花賞に出走できるようにと、1週早く使ったわけです。
(ちなみに京都新聞杯はダービー馬スペシャルウィークが完勝しました)
レースはセイウンスカイが大逃げを打ち、1000m通過タイムが59秒8のハイペースで進んでいきました。
セイウンスカイは第2コーナーから向正面までの間に後続馬を15馬身離して単騎で逃げ、他の6頭は後ろから一団となって追走しました。
セイウンスカイが息を入れ、ペースを落とした第3コーナーから第4コーナーにかけては後続馬は差を詰め、セイウンスカイのリードはほとんど無くなりました。
このまま馬群に飲み込まれるかと思われたセイウンスカイでしたが、直線に入ると鞍上横山典弘の合図とともに再び加速、猛追するメジロブライトをクビ差だけ抑えて先頭でゴール、見事に古馬を撃破するとともに、菊花賞に向けて最高のスタートを切りました。3着はシルクジャスティス、重賞未勝利ながら2番人気に推されたステイゴールドは4着にとどまりました。
セイウンスカイは次走菊花賞では3分3秒2の世界レコードタイムをたたき出して見事に優勝、クラシック2冠馬に輝きました。
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とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>こんにちは(^^)コメありがとうございます(^_^)
ラップタイムを見ると残り4Fから2Fまでが26秒台、残り2Fからゴールまでが22秒台なんですよ。
向正面から第4コーナーまで意図的にペースを落として後続馬に脚を使わせてからスパートしてますね。ノリは菊花賞ではこういう乗り方をしようとして、予行演習をしたんですよ。
それが見事にハマリましたね。 -
広瀬北斗さん
向こう正面でセイウンスカイは一旦停止でもしたかと思いました。オルフェーヴルの阪神大賞典ほどではありませんが(大笑)。
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とうけいにせいさん
マックさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
そういえば前年の京都大賞典はシルクジャスティスが勝ったんですよね。
たしか菊花賞は1番人気で「俺が普通に乗れば勝てる」って藤田伸二が豪語して、結局負けたんですよね(苦笑) -
マックさん
懐かしいですね。確か前年の京都大賞典も3歳馬のシルクジャスティスがダンスパートナーを下して優勝しましたよね。
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とうけいにせいさん
飛虎さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
今ではありえないくらいイヤァオ!なメンバーですね(*^^*) -
飛虎さん
どちらのG2もすごすぎるーー。
イヤァオーーー。 -
飛虎さんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
蓮馬毛さん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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蓮馬毛さんがいいね!と言っています。


