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2014/10/13 19:49
エルコンドルパサーの話(その6)
秋シーズンの最大目標であるジャパンカップに向けて、前哨戦である毎日王冠に出走することになったエルコンドルパサーでしたが、出走までにはクリアしなければいけない問題がありました。
過去5戦全てで手綱を取ってきた的場均騎手がグラスワンダーに乗ることになったため、新しい主戦騎手を探さなければならなかったのです。
エルコンドルパサー、グラスワンダー両陣営の間には「出走するレースがかち合った時は、的場騎手はグラスワンダーに乗る」ことを事前に取り決めていました。
しかしながら的場騎手は「両馬とも将来が非常に有望な馬、できることならぶつからないでほしかった」と苦しい胸の内を明かしています。
断腸の思いで主戦騎手の座を降りた的場騎手の後任を探すうえで、渡邊オーナーがまず食指を伸ばしたのはオリビエ・ペリエでした。
欧州でレースに勝つためには現地の騎手を乗せることも時には必要だと考えたからです。
しかし、JRAから「1戦しか乗らない騎手に短期免許を出すわけにはいかない」と待ったをかけられ、ペリエ招聘のブランは頓挫しました。
それならばと渡邊オーナーが招聘に動いた騎手は、なんと武豊でした。
渡邊オーナ一は武豊騎手に連絡を取り、エルコンドルパサーが欧州遠征を行うことに対しての意見を聞くと共に、騎乗をオファーしました。
フランスで豊富な騎乗経験を持つ武豊騎手で欧州のレースに打って出たい、というのが渡邊オーナーの意想でした。
しかし武豊騎手の返事は「申し訳ありませんが乗ることはできません」というものでした。
武豊騎手はサイレンススズカに乗ることがすでに決まっていたのです。
紆余曲折の末に、渡邊オーナーの持ち馬であるオフサイドトラップで重賞を連勝していた蛯名正義騎手が新たな主戦騎手に選ばれ、エルコンドルパサーは新しい相棒と共に、後々「史上最高のGII」と呼ばれる第49回毎日王冠に臨むことになりました。
今日はここまで(^^)
続きは木曜日にUPします(^_^)v
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とうけいにせいさん
ロシアンブルーさん>こんにちは(^^)コメありがとうございます(^_^)
蛯名騎手は当時、GIを1回しか勝っていない中堅騎手でしたから、それこそ「騎手人生最大のチャンス」だったと思います。
ただあの時は「岡部→横山典、蛯名」のラインがあった時代でしたから、的場→蛯名の乗り代わりはちょっと意外でした。
個人的にはヨシトミ先生かなって思ってたんですが(*_*) -
ロシアンブルーさん
この時代
今のように外人が来なかったから
日本人騎手の乗り替りがいっぱいありましたね
蛯名騎手もこのチャンスは大きかったと思います -
とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
いつでもお越しくださいね(^_^) -
広瀬北斗さんがいいね!と言っています。
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広瀬北斗さん
まとめ読みで失礼させて貰ってます。次回も期待します。
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とうけいにせいさん
ぶんぶんさん>こんばんは(^_^)「いいね!」ありがとうございます。
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ぶんぶんさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
飛虎さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
戦績を見てもらうのはかえってありがたいんですよ(笑)
時系列に沿って書いてますから、次走が何かというのをわかってもらえると余計な説明をしなくてすむ(笑)
火、水は他のシリーズを書くので木曜日までは中断しますが、よかったらまたお越しくださいね(^-^)v -
飛虎さんがいいね!と言っています。
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飛虎さん
的場騎手、武騎手と調整出来なかった騎手が、
敵となって立ちふさがるんですね、そして・・・
騎乗してくる馬が・・・すごい。
自分、外人騎手好きではないんですが、
ペリエ騎手が騎乗してるエルコンドルパサーってのも
いいな〜と思いました。
とうけいにせいさんが、じらすので(笑)
戦績見ちゃいましたが、この先も楽しみです。


