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2014/10/15 20:20
ターフに咲く花〜名牝伝説〜Vol.17
ノースフライト
1990年4月12日生まれ(24歳)
父 トニービン
母 シャダイフライト
(母の父 ヒッティングアウェー)
11戦8勝 (GI 2勝)
主な勝ち鞍
マイルCS、安田記念、マイラーズC(1994)
府中牝馬S、阪神牝馬特別 (1993)
代表産駒 ミスキャスト (プリンシバルS)
管理調教師 加藤敬二(栗東)
担当厩務員 石倉幹子
主戦騎手 角田晃一、武豊
☆「ターフに咲く花」の第17回目は1994年度の最優秀古馬牝馬、「マイルの女王」ことノースフライトを取り上げます。
当サイトでのノースフライトの掲示板を見てみると、ノースフライトをそのまま馬名で呼んでいる人はあまりいません。半数以上の人が愛称「ふーちゃん」と呼んでいます。
「ふーちゃん」の名付け親は担当厩務員だった石倉幹子さんで、ノースフライトは石倉さんが厩務員になって僅か1カ月後の1993年2月に加藤厩舎に入厩しました。ノースフライトは石倉さんが初めて担当したデビュ一前の競走馬でした。
ノースフライトは体質が弱く、デビューは3歳の5月まで待たなければなりませんでしたが、当時は3歳牝馬三冠最終戦であったエリザベス女王杯で2着に入り、重賞を2勝。能力の片鱗は十分に見せていました。
ノースフライトが真の強さを発揮したのは翌年、マイル路線に目標を定めて走った時です。
マイラーズCでは後の天皇賞馬ネーハイシーザー、JC勝ち馬マーベラスクラウンを子供扱いして圧勝、次走安田記念ではスキーパラダイス、サイエタデイ、ドルフィンストリート、ザイーデンといったレース史上最強クラスの外国馬たち(京王杯SCでは上記4頭が4着までを独占しました)をものともせずに快勝、春のマイル女王に輝くとともに、石倉さんに史上初の女性厩務員としてのGI制覇という栄誉をプレゼントしました。
秋シーズンは「最速王」サクラバクシンオーとの戦いになりました。
前哨戦のスワンSではサクラバクシンオーが1400mの日本レコード(当時)を更新する好タイムでノースフライトを抑えましたが、距離が1ハロン伸びたマイルCSではノースフライトがレースレコードを更新するタイムを叩き出してサクラバクシンオーに雪辱、見事に春秋マイル女王に輝くと共に、引退レースを最高の結果で締めくくりました。
引退後は生まれ故郷の大北牧場で繁殖入りし、重賞勝ち馬こそ出せませんでしたが、孫にあたるビートブラックが天皇賞(春)を勝っています。
現在は繁殖も引退し、大北牧場で静かに余生を過ごしています。
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とうけいにせいさん
広瀬北斗さん>コメありがとうございます(^_^)
もし付けてたら究極のスプリンターが出てきていたかもしれなかったですね(*^^*) -
広瀬北斗さん
サクラバクシンオーを付けてもらいたかったです。
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とうけいにせいさん
ロシアンブルーさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
あの頃の短距離戦線はアツかったですね。
ノースフライトがいて、サクラバクシンオーがいて、その後にマイネルラヴ、エアジハード、シンコウラブリイ、フラワーパーク.....
みんな個性的で魅力たっぷりの馬でした。
ネーハイシーザーって、いまいち印象が薄いんですよね(;_;)
ポッと出てすぐ消えていった感じで(-.-) -
ロシアンブルーさん
安田記念・マイルCSはすごいレベルの中で勝ちましたね
スワンSからマイルCSのバクシンオーとの勝負はすごかったですね
ネーハイシーザーの毎日王冠のレコードも腰抜かしました -
とうけいにせいさん
おるたんさん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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とうけいにせいさん
みゆパパさん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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おるたんさんがいいね!と言っています。
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みゆパパさんがいいね!と言っています。
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とうけいにせいさん
REOさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
加藤師が「体さえパンとしてればどれだけ強くなれたかわからない。何十年に一度の馬」とまで言ってましたよ。
丈夫だったら牝馬三冠を取れていたかもしれませんね(*^^*) -
REOさん
胸を熱くさせてくれた名勝負のヒロインですね。いつまでも元気でいてほしいです。


