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2014/12/10 19:59
ターフに咲く花 〜名牝伝説〜 Vol.25
アドマイヤグルーヴ (鹿毛)
2000年4月30日生まれ
2012年10月15日没(12歳)
父 サンデーサイレンス
母 エアグルーヴ (母の父 トニービン)
21戦8勝
主な勝ち鞍 2003.2004 エリザベス女王杯
代表産駒 アドマイヤセプター (札幌2歳S3着他)
管理調教師 橋田満 (栗東)
主戦騎手 武豊
☆「ターフに咲く花」の第25回目、今回は最強牝馬エアグルーヴの初仔であり、祖母ダイナカールからの「母娘3代GI制覇」を成し遂げたアドマイヤグルーヴを取り上げます。
一言で表すと「華のある馬」でした。
当歳時に出品されたセレクトセールでは当時の牝馬最高額である2億3000万円で落札され、一躍競馬界の注目を浴びる存在となりました。
デビューからスケールの大きな走りを披露して3連勝、断然の1番人気で桜花賞に出走しました。
しかしなから、スケールは大きいものの競走馬としてはまだまだ未熟であったアドマイヤグルーヴは桜花賞では出遅れが響いて3着、母娘3代制覇の期待がかかったオークスでは出遅れに加えて折り合いを欠いて7着に敗戦と、春のクラシックは不完全燃焼に終わりました。
春2冠はいずれも2番人気だったスティルインラブが制し、秋華賞では牝馬三冠に挑むスティルインラブとそれを阻まんとするアドマイヤグルーヴの対決が最大の焦点となりました。
2003年秋、馬体の成長と共に出遅れ癖も解消されつつあったアドマイヤグルーヴは、秋初戦のローズSでスティルインラブに初めて勝ち、堂々の1番人気で秋華賞に臨みました。
ちなみにこの年の牝馬三冠戦は全てアドマイヤグルーヴが1番人気、スティルインラブが2番人気でした。
そして迎えた秋華賞、アドマイヤグルーヴは無難にスタートを決め、中団追走から直線でよく伸びましたが、先に抜け出したスティルインラブを捉えきれず無念の2着、19年ぶりの三冠牝馬誕生の瞬間を最も間近で見ることとなってしまいました。
しかし次走のエリザベス女王杯、1番人気こそスティルインラブに譲ったものの、レースではスティルインラブの追撃を振りきって見事優勝、母娘3代GI制覇という快挙を達成しました。
古馬になってからのアドマイヤグルーヴは、牡馬相手だと萎縮してしまい実力を発揮できなくなってしまう弱点や年を重ねるごとに桿性がきつくなるというエアグルーヴ産駒特有の気性のために思ったほどの成績を挙げることはできませんでしたが、2004年にはエリザベス女王杯を連覇するなど、牝馬限定重賞を3勝する活躍を見せました。
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広瀬北斗さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
ダイナカール→エアグルーヴ→アドマイヤグルーヴと続く牝系はいわば社台の大看板ともいえるほどの名門です。
幸いにもアドマイヤグルーヴも複数の牝馬を産んでいます。その血は社台が続く限り絶えることはないでしょう(^^) -
広瀬北斗さん
この馬の成績が,一昔前の女傑でした。牝馬同士では抜きん出ても,牡馬相手だと分が悪い。エアグルーヴを競走成績では越えられませんでしたが,その血は繋がって行って貰いたいものです。
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msz-006さん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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msz-006さんがいいね!と言っています。
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みゆパパさん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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セロリさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
武豊は「瞬発力はNo.1だったんじゃないか」って言ってましたね。
ドゥラメンテは走りそうですね(^^)
ただ、本格化するのは古馬になってからではないでしょうか(*_*) -
みゆパパさんがいいね!と言っています。
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セロリさん
こんばんは〜(* ̄∇ ̄)ノ
武豊Jも、アドマイヤグルーヴに対する思い入れが強いようですよね。
ドゥラメンテは走りそうだし、活躍が楽しみ♪


