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2014/12/11 20:35
アグネスデジタルの話
もうすぐ香港国際競走が行なわれますが、今日は2001年の香港カップの勝ち馬であるアグネスデジタルについて書かせていただきます。
「オールラウンダー」「異端児」
アグネスデジタルを一言で現すとこの2つが真っ先に出てくるのではないでしょうか。
芝・ダート・中央・地方を問わずにGIを6勝、その内4つはマイル戦ですが、マイルCS(2000)、南部杯(2001)、フェブラリーS(2002)、安田記念(2003)と、当時存在した4つの混合マイルGIをすべて制覇しています。(現在はかしわ記念を加えた5つ)
おまけに馬場も問わず、重馬場でテイエムオペラオーを差し切った天皇賞(秋)、レコードで駆け抜けた安田記念、マイルCS....まさにオールラウンダーの名にふさわしい活躍ぶりでした。
ここで個人的な考えをのベさせていただきます。
アグネスデジタルって、基本的には芝のマイラーだと思うんですよ。
血統を見てみると父クラフティプロスペクターはミスタープロスペクターの直仔、母の父シェリフズクラウンはダンチヒの産駒です。
普通、母系にダンチヒが入ってたら芝の1400mくらいがベストですよ(*_*)
2000mまで距離をこなせたのは母の母の父であるアレッジド(1977、78年の凱旋門賞馬)の影響でしょう。
実はアグネスデジタルって、アウトブリードなんですよ。
だからこういう考え方ができると思うんです。
「クロスが入ってないから特定の馬に強い影響を受けていない。それが結果として父系、母系の先祖の長所を様々な形で受け継ぐこととなった」
早い話が「いいとこ取り」です(苦笑)
ミスプロの自在性とパワー、ダンチヒのスピード、アレッジドのスタミナと底カ、このすべてをバランス良く受け継いだ馬がアグネスデジタルである、私はそう結論付けます。
配合というものはとても難しいものです。
強い馬や流行りの血統だけを追い求めるだけではダメ、別に強い馬でなくとも配合次第ではもっと強い馬を作ることができる、アグネスデジタルはそのことを体現した馬なのです。
ディープインパクトとハーツクライだけが種牡馬ではないのです。
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広瀬北斗さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
マイラーズC→春天とかいうローテが当たり前だったタケシバオーの時代とアグネスデジタルがいた現在を単純に比較することはできませんが、この時代にアグネスデジタルがいたというこを幸運と思わなくてはなりませんね(^^) -
広瀬北斗さん
私はこの馬にタケシバオーの再来を夢見ました。
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ブンブンさん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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おるたんさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
いくらアウトブリードでも、これだけ高レベルでまとまった馬はめったにいませんよ(*_*)
ただ、体質はけっして強いとはいえませんでしたね。本格化したのは4歳秋でしたから。 -
ブンブンさんがいいね!と言っています。
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おるたんさん
アグネスデジタル、アウトブリードだったんですね〜
アウトブリードは丈夫そうだ、くらいしか知らなかったです(^^;
13年度産駒の出資馬がアウトブリードでした。 -
おるたんさんがいいね!と言っています。
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みゆパパさん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
ええ、そうです(笑)
長期休養明け7戦目ですね、有馬は(笑)
アグネスデジタル産駒ではヤマニンキングリーが2代目異端児を襲名できるかな〜って思ったんですけどね(苦笑)
全体的にはご指摘の通り、ミスプロが強く出た産駒が多いですね(*_*) -
msz-006さん>こんばんは(^^)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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やまさとNo.18さん>こんばんは(^^)コメありがとうございます(^_^)
普通はアウトブリードでも父母どちらかの影響が強く出るんですけどね(*_*)
やっぱり異端児なんですよ(笑)


