nプロ会報vol.45

全国8000万人のプロレスファンのみなさん、こんばんは(*・∀・*)ノ
nプロ会報vol.45をお送りします。

(1)同級生タッグ、lWGPタッグ王座戴冠

1・4 新日東京ドーム大会で、後藤洋央紀&柴田勝頼の同級生タッグがカール・アンダーソン&ドグ・ギャローズを破り、IWGPタッグ王座を奪取しました。

昨年の1・4での一騎討ちの後タッグを結成した後藤&柴田組ですが、途中から連携の乱れ(特に後藤のラリアット誤爆)が目立つようになり、先行きが心配されることも多々あったんですが、空回りしがちな後藤選手を柴田選手が我慢強くサポートし続けることで連携もスムーズに行くようになり、年末のタッグリーグを制覇した勢いをそのままにタイトル戦に持ち込み、王座奪取に成功しました。

新日のタッグ戦線は前王者チームのアンダーソン&ギャローズ組をはじめ、棚橋&真壁組、天コジなど強敵揃いです。また、1・4の結果からの予想ですが、中邑選手が飯伏選手あるいはオカダ選手と組んで参戦するかもしれません。
先ずは王座奪取という当面の目標を達成した同級生タッグですが、彼らの戦いはこれからが正念場を迎えることになります。

(2) 佐藤光留という「変態」

1984年に誕生したUWFはその後、幾たびかの分裂を経て現在はパンクラスismにその系譜が受け継がれています。
パンクラスにはもうひとつ「MISSION」というプロレス部門があり、鈴木みのるが所属しているんですが、MISSIONにはもう１人、変態と呼ばれるレスラーがいます。
その変態レスラーの名は佐藤光留(さとう ひかる)、週プロの選手名鑑に「面倒くさい変態」と紹介されるほどの筋金入りの変態です。

どれくらい変態かというと.....

(1)メイド服でリングに上がる
(2)自主興行に参加した女子レスラーにコスプレをさせる(紫雷姉妹は体操着にブルマのコスプレをさせられました)
(3)対戦した女子レスラーに平気でセクハラ行為をする。挙げ句の果てに女性の関係者に自分の尻を突き出し、鞭で打ってくれと懇願する。そして鞭打たれて恍惚の表情を浮かべる
(4)アダルトグッズ専門店でも扱えないほど卑猥なTシャツを作って堂々と試合会場内の売店で販売する

ハンパない変態です(笑)

おまけにこの男、かなりめんどくさい性格で、タイトル戦の前に行われる記者会見(タイトル調印)の席で対戦相手がジャージ姿で現れたことに延々とクレームをつけたり(本人はスーツ姿)、関係者に対して執拗に因縁をつけ、持論を延々と展開したり(ユニオンでのナオミ・スーザン代表との一連のやり取りをご存知の方ならわかるでしょう)...

こんな面倒くさい変態がなぜプロレス界で生き残れたかというと.....
なんだかんだ言って、実力者なんです。

元々は総合格闘技の選手でしたが、鈴木みのるやミノワマンに触発されてプロレスラーに転向、長年DDTでファイトしてきましたが、去年から全日本プロレスに本格参戦し、全日ジュニア戦線を大いに活性化させると共に、曙、諏訪魔などのスーパーヘビー級相手にも一歩も引かないバチバチファイトを挑み続けています。
また、DDTとの関係も続いており、DDTの別ブランド「ハードヒット」の主催者として、明るく楽しいDDT本隊とは一線を画した激しい戦いをプロデュースし、選手としても活躍しています。

去年の大晦日には久しぶりに総合の試合を行い、タップアウトを奪っています。

変態だが強いレスラー、佐藤光留は2015年も強さとエロティシズムを追い求め続けます(￣▽￣)=3