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2015/01/14 20:48
ターフに咲く花 〜名牝伝説〜 vol.29
ダンスパートナー
1992年5月25日生まれ (22歳)
父 サンデーサイレンス
母 ダンシングキイ (母の父 ニジンスキー)
半兄 エアダブリン (ステイヤーズS)
全弟 ダンスインザダーク (菊花賞)
全妹 ダンスインザムード(桜花賞)
25戦4勝
主な勝ち鞍
オークス(1995)、エリザベス女王杯(1996)
管理調教師 白井寿昭 (栗東)
主戦騎手 武豊、四位洋文
代表産駒 フェデラリスト (中山記念)
☆「ターフに咲く花」の第29回目、今回は1995
年のオークス馬で翌年のエリザベス女王杯も制したダンスパートナーを取り上げます。
1995年のクラシックはこの馬が中心となって進んでいきました。
出遅れ癖のために桜花賞はワンダーパヒュームの2着に敗れたものの、続くオークスでは2分26秒7の好タイムで完勝、このタイムは翌週行われたダービーでタヤスツヨシがマークした2分27秒3よりも速く、ダンスパートナーは牡馬を含めた「世代最強馬」との評価を受けるほどでした。
オークスの強い勝ち方を見て、陣営は新たなチャレンジを決断します。
フランス遠征です。
目標はフランス版エリザベス女王杯とも言うべき牝馬限定GI、ヴェルメイユ賞です。
前哨戦のノネット賞を2着にまとめ、本番では有力馬の一頭に数えられました。
ヴェルメイユ賞は凱旋門賞のステップレースという位置付けもされています。勝ち負けできれば凱旋門賞への道も開けてたんですが、結果は6着...直線で内に包まれ、脚を余したままの悔いの残る敗戦でした。
勝ったのは仏オークス馬カーリング、この馬は後に吉田照哉氏の所有馬となり、日本で繁殖入りしてローエングリンの母となります。
帰国後はエリザベス女王杯に出走するものと思われましたが、陣営は選んだのは菊花賞でした。
エリザベス女王杯は翌年から古馬にも開放されることが決まっており、来年出走することが可能だったことと、オークスでの走破時計が優秀だったことが陣営に新たなチャレンジを決断させました。
堂々の1番人気でレースに臨んだダンスパートナーでしたが、やはり距離が長すぎたのかゴール前で脚があがって5着、47年ぶりの牝馬による菊花賞制覇はなりませんでした。
翌1996年、ダンスパートナーは古馬に開放されたエリザベス女王杯に出走しました。
最大のライバルは一昨年の勝ち馬でもある女傑、ヒシアマゾンです。
レースは両馬の一騎討ちとなりましたが、ヒシアマゾンの鞍上中舘騎手がステッキを右手から左手に持ち替えた途端にヒシアマゾンは突然左にヨレてしまい、後続馬の進路をカットしてしまいました。
結果的にはこれが勝負の行方を決定づけることになり、鞍上四位騎手のロスのない騎乗もあったダンスパートナーが勝利、1996年度の最強牝馬の座を手に入れました。
翌年の有馬記念を最後に引退、繁殖入りしたダンスパートナーは23歳になる今年に至るまで現役の繁殖牝馬として頑張っています(^_^)
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ワイドボックスさん>コメありがとうございます(^_^)
いえいえ(; ̄ー ̄A
私なんかかじった程度です。
コンデュイットって、サドラーの影響がかなり大きいと思うんですよ。
だから日本の軽い芝には合わないんでしょうね(*_*)
個人的にはダンチヒの血の入った牝馬(例えばチーフベアハート産駒)に付けてみると面白いのではないかと思います(^_^) -
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
広瀬北斗さんがいいね!と言っています。
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ワイドボックスさん
コンデュイットは確かに血統も楽しみですし、総帥が自信満々だったので注目していましたが、
今のところサッパリですね。
日本が合ってないのか、それとも社台SSだったら成功できたのか。
とうけいにせいさんはやはり血統もお詳しいので大変勉強になりますね(^^) -
四毛ネコさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
四毛ネコさんがいいね!と言っています。
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ワイドボックスさん>あと、意外かもしれませんが、コンデュイットもありなんですよね(*_*)
今んとこ日本ではまるでダメだけど、母父サドラーだし、1発を狙うんならこちらも候補に入れてもいいのでは(・_・) -
ワイドボックスさん
確かにキングズベストだとノーザンダンサークロスも薄くなりますし、パッとしませんかね。
個人的にワークフォースには期待しているんですよね。
キングマンボ系×サドラーなので大好きだったあの最強馬の夢の続きを見せてくれるような気もして。
日本ダービー圧勝から凱旋門賞へ殴り込みと言う個人的ベストシナリオには
キングマンボ×サドラーって凄く都合が良い気がしまして(^^;
フランケルも可能なら楽しみですね!
意外と距離は持ちそうですし、爆発力は出そうな配合ですね。 -
ぼう0508さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
あの年の桜花賞とオークスは、たしかライデンリーダーが1番人気でしたね。
笠松所属のままクラシックに参戦して、レース名は忘れましたが、今のフィリーズレビューを強烈すぎる末脚で勝って、鞍上はアンカツさん。
オークスで馬群に飲み込まれた時はショックでしたよorz
ダンスパートナーはスタートが下手っていわれてたんですけど、オークスの時は上手くスタートできましたね。
あれで勝ちが決まったようなもんですね(^o^) -
ワイドボックスさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
SSに母父ニジンスキーですからね、私的にはノーザンダンサーを持っている種牡馬がいいのかなと思うんでワークフォースはいいと思いますよ。
キングズベストは...キングマンボ産駒に母父ニジンスキーって、ちょっとイメージ湧きませんね(; ̄ー ̄A
ハービンジャーはちょっと底が見えてきましたし、いっそのことフランケルなんてどうですかね?


