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2015/01/18 20:37
サクラスターオーの話 (その7)
1987年4月19日、晴天の中山競馬場にて、第47回皐月賞が行われました。
1番人気 マティリアル (岡部) 2.0
2番人気 サクラスターオー (東) 5.6
3番人気 マイネルダビデ (田原) 8.6
4番人気 パナレット (増沢) 9.8
スプリングSで強烈な末脚を披露したマティリアルが抜けた1番人気となり、弥生賞を制したサクラスターオーがやや離れた2番人気となりました。
レースは11番人気トチノルーラーが快調に逃げ、1000m通過タイム59秒5のやや速いペースで進んでいきました。
サクラスターオーは序盤は14番手、マティリアルと共に後方で追走、第3コーナーを過ぎたあたりから徐々に進出を開始しました。
鞍上東信二騎手は手綱から伝わる反応の良さから馬が絶好調であることを確信し、マティリアルの存在など関係なく「直線でバテて下がってきた馬を落ち着いて捌いていけば大丈夫」と、勝利を半ば確信したそうです。
一方、圧倒的な1番人気に推されたマティリアルは、スプリングSと同様にスタートで出遅れ、サクラスターオーと同じような位置取りになりました。
マティリアルも第4コーナー手前で進出を開始しましたが、鞍上岡部幸雄騎手は自らの手綱からスプリングSの時のような手応えを感じとることはできませんでした。
マティリアルの調子は下降線をたどっていたのです。
第4コーナーを過ぎて直線に入り、逃げていたトチノルーラーが馬群に呑まれ、各馬が一団となってゴールへと殺到したその時、外から赤い帽子が飛んできました。
ゼッケン6番、サクラスターオーです。
残り200mを切ったところで先頭に立ったサクラスターオーは最後まで脚色は衰えず、17番手から追いこんできたゴールドシチーに2馬身半の差をつけてゴール、見事第47代皐月賞馬となりました。
勝ちタイム2分1秒9はシンボリルドルフ(2分1秒1)に次ぐ好タイムでした。
マティリアル、ゴールドシチー、メリーナイス以下を完膚なきまでに打ちのめす圧勝に中山競馬場に詰めかけた大観衆はシンボリルドルフ以来の三冠馬の誕生を予感し、鞍上東騎手は馬上で指を一本、大きくたてました。3年前にシンボリルドルフの馬上で岡部騎手がやったのと同じように....
サクラスターオーは一歩抜け出した存在となりました。
今回はここまでとさせていただきますm(._.)m
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広瀬北斗さん>おはようございます(*´∀`)「いいね!」ありがとうございます(^_^)
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飛虎さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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競馬王しんちゃんさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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サンジさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
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ブンブンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
まあまあ(笑)
そう焦らずに( ̄▽ ̄)ゞ
この話はゆっくり書いていきたいんですよ。
私にとって忘れることのできない馬ですから(^_^) -
ブンブンさん
続きが気になります〜〜(≧∇≦)


