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2015/02/15 19:47
サクラスターオーの話(その11)
1987年11月8日午後3時35分、第48回菊花賞のスタートが切られました。
最高のスタートを切ったのはダービー馬メリーナイス、大外18番枠からスッと内に切れ込んで3番手につけました。
大外枠を気にしていたメリーナイスの鞍上根本康弘騎手は、いいスタートを切ることだけに集中していました。
狙い通りのスタートが切れたメリーナイスですが、結果的にはこの好スタートが仇となってしまいました。
クラシックレースを1番人気で騎乗することで極度に緊張していた根本騎手でしたが、騎手の緊張は馬にも伝わるものです。メリーナイスは終始掛かり気味でレースを進めることになってしまいました。
メリーナイスの走りを中団から見ていたサクラスターオーの鞍上東信二騎手は「掛かっている。あれでは最後まで持たない」と最大のライバルの変調を見抜いていました。後はサクラスターオーの走りに集中するだけです。
サクラスターオーはレース序盤を9〜10番手で進め、第3コーナーの坂の下りから徐々にペースをあげて追走を開始しました。
ただしサクラスターオーは馬なりのまま集団についていっており、東騎手は愛馬の手応えに「勝てる!」とはっきりと確信しました。
第4コーナーを回った最後の直線、メリーナイスが失速して下がっていくのを尻目に馬群を力強く抜け出したサクラスターオーは、途中左右にヨレたサニースワローに進路を塞がれそうになったものの、東騎手の「危ないぞ!」の一喝でサクラスターオーが背後に迫っていることに気がついたサニースワローの鞍上大西直宏騎手の手綱裁きのおかげで進路が確保され、残り100mで前をいくレオテンザンを交わして先頭に立ちました。
抜け出したサクラスターオーは後方から追い込んできたゴールドシチーを半馬身だけ押さえて先頭のままゴール、7ヶ月半ぶりのレースでしかも菊花賞を見事に制してクラシック二冠を達成しました。
テレビ中継で実況を担当していた杉本清さんの名フレーズ「菊の季節に桜が満開であります!」が生まれたのはまさにこのレースでの出来事です。
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広瀬北斗さん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
私はテレビで見てたんですよ。
体調を崩して外出できなかったんで(*_*;
サクラスターオーがゴールした瞬間、「菊の季節に桜が満開!」ですからね、ぅいこと言うなあ〜って感心しましたよ。
まだ杉本さんの偉大さを知らなかった頃の話です(苦笑) -
広瀬北斗さん
まだまだ杉本アナウンサーや競馬アナウンスに関して知らない事ばかりだった当時,名フレーズの話を聞いてもウインズ浅草で見ていた私には意味がわかりませんでした。
ただこれで有馬記念も出走すれば,サクラスターオーから買おうと思いました。 -
ブンブンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
杉本さんは他にもたくさんの名フレーズを残しておられますが、一番の名フレーズはやっぱりこれでしょう(^o^)
しかもこのフレーズはあらかじめ用意されたものではなく、咄嗟に出てきたのだそうです。 -
ブンブンさん
こんばんは!
「菊の季節に桜が満開」の名フレーズは知っていたけれど、それがサクラスターオーの菊花賞で生まれたとは知りませんでした。
まさに、杉本さんは言葉の魔術師だと思います(^o^) -
msz-006さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
msz-006さんがいいね!と言っています。
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四毛ネコさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
タリーズコーヒーさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
セロリさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
四毛ネコさんがいいね!と言っています。


