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2015/02/16 22:37
最強馬とは....(第十三夜)
こんばんは(*・∀・*)ノ
私にとっての最強馬を語る「最強馬とは....」、今回は「最強に波乱万丈な馬」について考えてみます。
波乱万丈な馬といえばこの馬をおいて他はないでしょう。
シリウスシンボリ(1985年ダービー馬)です。
シンボリルドルフに次ぐシンボリ牧場の期待馬であったシリウスシンボリは、3歳になった1985年春、いきなりトラブルに巻き込まれます。
主戦騎手加藤和宏を降ろして岡部幸雄を乗せるように迫る和田共弘オーナーとあくまでも厩舎所属の騎手である加藤和宏を乗せようとする二本柳俊夫調教師の確執によって、一時は転厩するほどの騒動が起きてしまいました。
結果的には二本柳厩舎に復帰して加藤騎手の手綱でダービーを勝つことになりますが、和田オーナーは「風邪を引いた」との理由で東京競馬場に姿を現さず、ダービー直後にはシリウスシンボリを欧州に遠征させました。
遠征期間は2年間にも及び、その年のキングジョージ、翌86年の凱旋門賞などに出走しましたがいずれも惨敗、計14戦して未勝利と散々な結果に終りました。
87年には帰国して国内戦に復帰しましたが、ここでも89年の毎日王冠で2着に入った以外はほとんど惨敗、その毎日王冠(勝ち馬はオグリキャップです)ではレジェンドテイオーとダイナアクトレスを蹴ってレジェンドテイオーを競走除外に追いこむという乱暴まで働いています。
89年シーズンを最後に引退、種牡馬入りしましたが、バリバリのステイヤー血統が災いしたのか、産駒は全くと言っていいほど走りませんでした。
オーナーとトレーナーのつまらない意地の張り合いさえなかったらGIをあと1つか2つは勝てたと思います。
今思うと気の毒なダービー馬でした(;_;)
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ワイドボックスさん>しかも日本馬では史上唯一のムーラン・ド・ロンシャン賞2着ですからね。
ローエングリンの戦績って、はっきり言ってムチャクチャですよ(苦笑)
それでも一応の結果は出している。
未完の大器で終わってしまったことは至極残念です。 -
広瀬北斗さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
そういえばローエングリンは菊花賞では気持ち良く逃げて玉砕してましたね。
気性難と云われている馬は気性が激しいのと小ズルいのとに分けられると思いますが、ローエングリンは気性が激しい方に入るんでしょうね。
記録より記憶に残る馬でした(^-^) -
ワイドボックスさん
そうなんです、とにかく運がなかった。
2勝で皐月賞弾かれ、3勝でダービー弾かれ、
意地になって出た宝塚が史上唯一の3歳馬3着でしたからね。
ロゴがG1、そして皐月賞勝ったときは嬉しかったです。
広瀬さん、初めまして。
私も覚えています。
キャリア終盤の名手が、あんなに気持ちのいい逃げは初めてだったと、
惨敗したのに笑顔だったことが印象的でした。 -
広瀬北斗さん
スレネタと違って申し訳ありませんが,ローエングリンで思い出すのは菊花賞です。まあいい気になって逃げてズブズブでしたが,鞍上の岡部元騎手が「行きたがって行きたがって」と語っていた口ぶりが,「ナラズモノ相手で困った」と言うのではなくて,「ヤンチャ坊主の相手をして楽しかった」という感じだったのが印象深いです。この辺のニュアンスは個々人で異なるので掴みづらいと思います。申し訳ありません。
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ワイドボックスさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
凱旋門賞の時なんか最後までどこを走ってるのか、何度映像を見てもわからなかったですよ(*_*;
ダンシングブレーヴが豪快過ぎる追いこみで勝ったこと以外は全部謎のレースです(苦笑)
私的にローエングリンは「運のない馬」っていう感じですね。
あの馬って、たぶん適距離は2400ですよ。でも気性面に問題があってマイル前後でしか実績を残せなかったですね。
8分の7の抽選に漏れてダービーに出られなかったり、ご指摘された通り後藤と吉田豊のガキのケンカに巻き込まれたり...
運さえ向けばダービー馬になれたかもしれませんでしたね。 -
ワイドボックスさん
こんな壮絶な馬生を歩んだ馬だったとは。
無知なもので、初めて本格的な欧州遠征をして凱旋門賞にも挑戦した馬くらいにしか知りませんでした。
自分的には以前大好きだったローエングリンなんかもある意味、波瀾万丈かなと思います。
世界的良血でしたが、気性の荒さで大成できずありとあらゆるコース、距離のG1に出走しましたし、
後藤、吉田の確執?にも巻き込まれた可哀想なこともあったり。 -
広瀬北斗さん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
最終的には厩務員組合がオーナーに猛反発して二本柳厩舎に戻ることになったんですよね。
ダービーは得意の道悪だったとはいえ、加藤騎手の執念が乗り移ったかのような快走をみせてくれました。 -
広瀬北斗さん
当事者同士の争点が鞍上の起用方法からのようですが,確か最後は労使間の争いにまで発展してしまったとも聞いています。ただ加藤騎手が,こんな騒動の最中に結果を出した事は,大した物と感じました。
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msz-006さん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
msz-006さんがいいね!と言っています。


