2908件のひとこと日記があります。
2015/03/07 22:54
コディーノの話
こんばんは(*・∀・*)ノ
明日は弥生賞ですが、今夜は2013年の同レースで3着に入った馬のことを書かせていただきます。
その馬の名はコディーノ、イタリアサッカー界を代表するファンタジスタ、ロベルト・バッジョの愛称から名付けられました。
(もともとは弁髪という意味です)
2012年、鳴り物入りでデビューしたコディーノは新馬戦、札幌2歳S、東スポ杯2歳Sと3連勝し、一躍来年のクラシックの最有力候補に躍り出ました。
コディーノの2歳シーズンの最終戦は朝日杯FS、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に推されたコディーノでしたが、直線で早めに抜け出したロゴタイプを捕らえきれずに2着に惜敗、GI戴冠はなりませんでした。
来シーズンの活躍に大きな期待をかけられていたコディーノでしたが、実は朝日杯に出走したことが彼にとっての悪夢の始まりでした。
コディーノは新馬戦から3戦続けて1800mのレースに出走していました。これは来年のクラシックを見据えてのレース選択でしたが、オーナーサイドの強い要望もあって、1600mの朝日杯に出走しました。
距離が200m短縮されただけでしたが、コディーノはマイルの流れを経験したことで引っかかる馬になってしまったのです。
2013年初戦の弥生賞からコディーノは折り合いを欠いてしまうようになり、レースで実力を発揮することができなくなりました。
弥生賞、皐月賞は能力の違いで3着に入ることができましたが、ダービーでは完全に引っかかってまともな競馬ができずに9着に惨敗、この後からコディーノは掲示板にも載れない惨敗を重ね続けることとなります。
人間もそうですが、馬も1つのきっかけでガラッと変わってしまうことがありますが
コディーノの場合はマイル戦に出走したことが転落のはじまりとなってしまいました。
コディーノの転落は主戦騎手だった横山典弘と管理調教師藤沢和雄の決別という不幸な出来事まで引き起こしてしまいました。
朝日杯に色気を見せずにクラシックを見据えたレース選択をしていたら、コディーノは少なくとも皐月賞馬にはなっていたでしょう。
競馬の難しさと同時に、競走馬という生き物の脆さ、危うさを感じさせる不幸な馬でした。
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広瀬北斗さん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
調教師は経営者でもありますから、いろいろな馬主のいろいろな要望に対して応えなければならない。
時には調教師と馬主の考え方がまるで食い違う時もある。
そこをどう折り合っていくかでしょうね。 -
はちわれさん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
何だかんだ言って去年は関東リーディング獲ってますからね。
ただ、昔は「ホームランを打てないのに首位打者になった」って揶揄されていたように、重賞を勝てないので落ち目のように思われがちなんですよね。 -
はちわれさん
すみません、調べたら藤沢厩舎は勝ち数では長い間トップ3を保っているんですね。
インパクトがなかったもので…(--;) -
広瀬北斗さん
調教師は「師」と書かれたり「先生」とも呼ばれたりもしますが,どの馬主に対してもその様な関係ではありませんからね。それが嫌なら後藤元調教師と同じ様な道を,選択せざるを得ないのかもしれませんね。
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はちわれさんがいいね!と言っています。
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はちわれさん
藤沢厩舎の浮き沈みはなんなのでしょうね?
90年代半ばから00年代半ばまでは驚異的な成績でしたが。
その後は若い新世代はもちろん、池江父や松博など熟年者の活躍も目立つようになりました。 -
genetさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「いいね!」ありがとうございます(^_^) -
タリーズコーヒーさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
コメありがとうございます(^_^)
陣営が潰してしまいましたね(-_-;)
本当に惜しい馬でした(-.-) -
ブンブンさん>こんばんは(*・∀・*)ノ
「ファイト!」ありがとうございます(^_^) -
genetさんがいいね!と言っています。


