nプロ会報vol.54 (その1)

全国8000万人のプロレスファンのみなさん、こんばんは(*・∀・*)ノ
nプロ会報vol.54をお送りします。

今日はWnC選手権試合を行いますが、その前に記事を2つほど(^o^)

☆関本大介という男

大日本プロレスが誇るマッスルモンスター、関本大介について書かせていただきます。
現在、最も忙しいレスラーではないでしょうか(・_・)
所属の大日本以外にもNOAH、DDT、Zero-1等に参戦しており、年間180試合以上を戦っているんだそうです。

関本選手といえばアメコミの「超人ハルク」さながらの鍛えぬかれた肉体が思い浮かびますが、関本選手は自らのブログで毎日のトレーニング内容を事細かに記しています。トレーニングの中身は専門用語だらけなのでちょっと想像がつきにくいですが、とにかくたくさんダンベルやバーベルを上げていることは確かでしょうね(苦笑)

関本選手が一流レスラーの仲間入りをすることができた要因は、もちろん本人のたゆまぬ努力の成果でもありますが、何よりも「人」に恵まれたことではないでしょうか。
関本選手は中学、高校時代を明徳義塾で過ごし、野球部に所属していたそうです。
明徳義塾といえば高校野球では全国屈指の強豪校ですが、関本選手自身は中学時代に小橋健太さんに憧れてプロレスラーを志してからは野球の練習そっちのけでウェイトトレーニングばかりしていたそうです。

そんな関本選手にプロレスラーへの道を開いてくれたのは、当時野球部の監督を務めていた馬淵史郎さんでした。
関本選手の同級生に高橋一正さんという投手がいまして、高橋さんは卒業後にヤクルトスワローズに入団するんですが、実はスワローズのスカウト部長の片岡宏雄さんが大日本プロレスの総帥、グレート小鹿さんと面識があったため、馬淵さんの計らいで片岡さんのツテを頼って小鹿さんと面談することができたんです。

小鹿さんも関本選手の資質をすぐに見抜いて、プロレス入りに難色を示していた関本選手のご両親を「必ず一流レスラーにします！」と説得したうえで入門を許可したんです。

関本選手はプロレスラーになってからも人に恵まれました。

入門直後はインディの重鎮、MEN'Sテイオーに鍛えられ、2009年に大日本のコーチに就任した高岩竜一からはプロレスラーの基礎をいやというほど仕込み直されました。
パワーファイターでありながら高いレスリングセンスも兼ね備えた現在の関本選手のファイトはテイオー、高岩両選手に叩き込まれたものなんです。
また、仲間にもライバルにも恵まれました。
田中将斗、佐藤耕平(Zero-1)、真霜拳號・火野裕士(K-DOJO)、石川修司(ユニオン)、マンモス佐々木(FREEDOMS)....インディーを代表するパワーファイター達との戦いが関本選手をレスラーからモンスターに変えていきました。

また伊東竜二、アブドーラ小林等の大日本のデスマッチファイター達も関本選手の成長に大きな影響を与えています。
そして現在のタッグパートナーは関本選手に勝るとも劣らない怪力無双の岡林裕二、関本・岡林組は今やヤンキー二丁拳銃と並ぶ日本最高のタッグチームとして多方面で大活躍しています。

関本選手は非常に礼儀正しく、誠実な人柄の持ち主です。
彼がプロレス入りする時も、プロレス入りしてからも人に恵まれてきたのは、彼の人柄のなせる業でもあるのです。

怪力無双でクールなナイスガイ、関本大介選手は今年も多方面で大活躍してくれることでしょう( ＾∀＾)