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2015/03/27 22:03
Great Trainers 〜名伯楽たち〜
こんばんは(*・∀・*)ノ
私自身の都合で延び延びになってしまいましたが、新シリーズ「Great Trainers〜名伯楽たち〜」の第1回目を書かせていただきます。
当初は名トレーナーといわれる方々の馬作りに対しての手法、考え方などを紹介していこうかと思っていましたが、よくよく考えてみると単なる紹介文ならブログかウィキを読めば事足りるわけで(・_・)、わざわざここに書く必要はないんじゃないかと思うんですよ。
そこで、このシリーズでは「名トレーナーたちのちょっといい話」を書かせていただくことにしました。
第1回目の今日は池江泰郎、泰寿親子のちょっといい話を書かせていただきますm(__)m
池江泰郎元調教師の長男、泰寿氏は小学校の頃から「将来は調教師になりたい。それにはまず騎手にならなければ」と思っていたそうです。
現在は騎手経験があろうがなかろうが超難関といわれる調教師試験(1次、2次)に合格しなければなりませんが、当時は騎手である程度の実績を残した人には1次試験が免除されました。(調教師試験は1次試験の方が圧倒的に難しいのです)
だから当時は騎手から調教師になる人が圧倒的に多かったのです。
しかしながら、泰寿氏は体が大きくなりすぎたために、騎手を断念せざるを得ませんでした。
「騎手になれなければ調教師にもなれない」泰寿氏は大粒の涙をこぼして、将来に絶望したそうです。
悲嘆にくれる泰寿氏に、父である泰郎氏はこう言って息子を励ましました。
「これからは大学を出てからでも調教師になれる時代がくる。いろんな世界を見るのも良いことだから、大学まで行きなさい」
泰寿氏は父の助言を受け入れて大学に進学しました。卒業してすぐに牧場へ働きに行き、ホースマンとしてのキャリアをスタートさせました。
泰寿氏は1994年に池江泰郎厩舎の一員となり、2003年には超難関の試験にパスして調教師免許を手にしました。
その間、実績を残した騎手に対しての1次試験の免除規定が廃止され、すべての調教師志望者が1次試験から調教師試験を受けることとなりました。
それに伴って大学卒の調教師の数も増えていき、泰郎氏が息子に予言したことは現実のものとなりました。
泰郎氏が泰寿氏に対して助言を与えたのは、あとにも先にもこれ1回限りだそうです。
泰寿氏が厩舎を開業した2004年、泰郎氏は管理馬ディープインパクトを見事クラシック三冠馬となるまでに鍛え上げ、翌年には凱旋門賞に挑戦しました。
しかしよい結果は出ませんでした。
泰寿氏は「ディープインパクトの仔で凱旋門賞を勝ちたい」と語っています。
ディープインパクトの無念と父、泰郎氏の無念を晴らすのが自らに課せられた使命なのだと、泰寿氏は静かな闘志を燃やしています。
泰寿氏にはもうひとつ夢があるそうです。
「凱旋門賞を勝つと、勝ち馬の関係者がスタンド前を馬車でパレードできるんです。その馬車に父を乗せてあげるのが、ぼくの夢です」
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広瀬北斗さん>こんにちは( ^∀^)
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ブンブンさん>こんにちは( ^∀^)
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ワイドボックスさん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
母父エルコンの繁殖牝馬はだんだん数が少なくなってますから、あと5年以内が限度でしょうね。
個人的にはノーザンダンサーの血を強調した配合で生産した馬がいいかなと思うんですが(・_・) -
msz-006さん>こんにちは( ^∀^)
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みゆパパさん>こんにちは( ^∀^)
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はちわれさん>こんにちは( ^∀^)
コメありがとうございます(^_^)
1回目の凱旋門賞はほとんど圧勝だったんですがね....
あれはトレーナーとしてもショックでしょうね(^_^;)
個人的にはディープよりオルフェの仔のほうがロンシャンに合ってると思うんですよ。
いつか大願成就するといいですね( ^∀^) -
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ワイドボックスさん
ディープかオルフェの息子で近い将来やってくれるかも知れませんね(^^)/
そして個人的には母父エルコンが最後のピースになる気がします! -
msz-006さんがいいね!と言っています。