8/6(日) 新潟12R 3歳以上1勝クラス ヴィアルーチェ 4着

◇ヴィアルーチェ(牝3)
　　Almanzor ｘ Via Firenze(Dansili)
　　美浦・奥村武厩舎

＜奥村調教師＞
帯同しているスタッフによると特に入れ込んだりするということは無かったようです。逆に間隔が空いていたので馬が競馬を忘れていた部分もあったのか、ポケッとした所があったようで、その分スタートもゆっくりになってしまったのかもしれません。あのスタートでしたし、前半は無理に急かさず進める形になり、さすがにあそこまで差を詰めるので精一杯だったものの、能力の高さは示してくれたと思います。


昨年(8/20)の新馬戦以来、約1年ぶりのレースとなります。

歩様が良くなっていないことや緊張するとスクミの症状が出たり、疝痛を起こしたりと、いろいろと心配な部分はありましたが、無事レースを終えることができたようです。

パドックの様子は悪くなかったと思います。少し甘えるような仕草があったようにも感じられましたが、なんせ1年ぶりのレースですし、しかも今回が2戦目ですから、ヴィアルーチェ自身も「あれ？ここ前に来たことある？」くらいに思っていたのではないでしょうか。

レースは出遅れが痛かったですね(泣)

決着タイムが1:32.7で、そこから0.4秒差の4着。上がり33.2秒は最速タイですから、「五分に出ていれば・・・」と、やっぱり思ってしまいます(泣々)

石川騎手はそつなくこなしていたと思います。リーディング36位、勝率.059、連対率.140、複勝率.218ですから、まぁ、そんな感じの騎乗だったと思います。

問題はこの先です。

通常なら、いったん放牧ということになると思うのですが、そうなるといつ戻ってこられるのやら、そこが何より心配です。この1年間はそう思わせるに十分な内容だったと思いますから。

個人的には、あと1つや2つは楽に勝てると思っていますし、重賞に出走してもおかしくない素質馬だと思っていますから、調教師の手腕に期待です！