１１月 ２２日 寂しい駅でタクシーを待

１１月 ２２日
寂しい駅でタクシーを待っていた、なんだか２０分待ってくれなんて言っていたが、ここまで来て帰りたくない、1人のおっさんが僕の後ろにきた、沢山の荷物を持って、おっさんがなんだかトイレに行きたいと言っている、暇だから荷物見てあげますよと言ったら、おっさんは駆け足で行って帰ってきた、おっさんは僕にどこに行くのと聞いてきた、「この先の○○温泉ですけど」、「予約いれたの」、「先ほど」、「○○さんかね」、「そうですけど」「○さんあそこ高いよ」、「夕食抜きで頼みました」「タヌキか、夕食どうするだ」「駅弁買って我慢します」 「そうか、朝はちゃんと食べて行けよ」「それも頼んでいません」「お腹空かないか」「どこかでコンビニかスーパー探します」「そうか」 一台のボロのタクシーやってきた、「あのう、近くだったら一緒に乗りませんか」「いいのか」「割り勘にしてくれるば、こっちも助かります」なんだか夢はここで終わっていた、