２月１３日 今から何十年前にある会社に

２月１３日
今から何十年前にある会社に入った、その会社は社員は役１０人、仕事内容は前日に注文受けたものの配達と小さな倉庫の整理、商品群は多種多様にあるが何ヵ月かたつとどこに何があるかわかってくる、ある程度の大きなものはメーカーから直送してくれるがこのメーカーがいろいろある、注文も電話だったりＦＡＸだったりする、パソコンが会社に入って来たら、おっさんたちの会社では誰も使えない、仕方ないので事務員の女の子を1人募集かけた、毎日のように応募の申し込みがある、人事の人はそれほどこんな小さな会社なんかに応募なんて来ないって最初は疑っていたが、いろいろ人事の話を聞いて来るとある程度の話はわかってくる、子供が大きくなったとか、会社から家が近いからなんて言う理由あった、人事の人間は一番若い独身の女の子を採用してしまった、なんだかだと彼女の家庭事情なんかとか、彼氏の話題とかが良く伝わってくる、結局女の子は二年間位会社にいたはずだ、交際していた男が都内だったのでそっちに行くことになった、彼女が辞めてから火が消えたように会社は暗くなっている、それからしばらくしたらまた募集している、こんど採用したのは会社から一番近い女の子、確か人妻だったと思う、なんだかだと二年いたがやはり辞めてしまった、なんだか人事の人間ととらぶったみたいだ、結局小さな会社だったからサラリーで揉めたのかも知れない、上はひた隠しするが、なんだかだと伝わってくる、やはり何人かの男性社員も首切られた、理由なんて適当につけられている、まだその会社は細々とやっているらしいが、なぜか身内で固めたらしい、ぞくに言う同族会社だ、一番会社を長持ちするやり方だが所詮は上の言うなりで終わってしまう