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2013/08/26 08:11
グランドサシュが新馬戦でダートを使った時
グランドサシュが新馬戦でダートを使った時は、
・なぜダートなの?
・一戦を無駄にするのでは?
など思ったものです。
そのあたりを牧場で直接伺ってきました。
新馬戦でダートを使ったのは、クラブのコメントにあったように、
ダートで調教をしたところ実によく動いたため、早い段階で一つ勝たせるためには、
相手関係が手薄なダートに回った方が賢明だろうとの厩舎サイドのナイスな判断が結果として功を奏しました。
よってダート適性云々ではなく、早い段階で一つ勝たせてあげたいとの厩舎サイドの
強い思いがあって、ダートでのデビューとなったようです。
そもそも2歳のこの時期においてダートまたは芝の適性を見極めるのはホースマンでもなかなか難しいとのこと。
その他、レースでも外から被せてラスト差し切るというこれ以上ない競馬で勝ったので、
「いい勝癖が付きました」との話もありました。
それというのも、サラブレッドは学習能力が高くどういう経験をしたかが、今後の競争姿勢に影響を与えるからです。
例えば、最後早めに抜け出し、余裕の過ぎてたずなを緩めて新馬戦を勝った場合、
「競馬とはこういうもの」と学習してしまい、競った時に気持ちが前にいかない
馬になり可能性もあるそうです。
新馬戦でついた悪い癖を強制するのはそれはそれは苦労するそうです。
その点グランドサシュはこれ以上ない勝ち方らしく、
新馬戦で相手を競り落とす競馬をしたため、今後大きく期待できる内容のようです。
「次回からは芝でしょうね〜」とのコメントも。
とくにかくテンションが上げってカリカリしていたので、
涼しい空港で一旦ゆっくりして9月には美浦に移動予定とのこと。
この涼し時期を空港で過ごせるのも、良化にはかなりプラスに働きそうですよとも仰ってくださいました。
とにかく個人的には、たくさんこの馬に出資しているのでなんとか
クラシックに乗って欲しいと願っています。