日高に光、ステイゴールド。

秋のトライアルで、ステイゴールド産駒の活躍が目立つ。有力馬の戦線離脱が続いたこの秋、ステイゴールドは競走時代同様、産駒も順調さで頑張っている。

ステイゴールドは、現在日高地方にあるビッグレットファームを中心に、ブリーダーズスタリオンステーションを含め、日高地方に繋養されている。小さい身体というのもあるだろうが、より大きな牧場に繋養されることでなく、馬産地として頑張っている日高地方に光を与えているという存在と言ってもいいかもしれない。

その代表例がゴールドシップ。決して大きな牧場でないところから、Ｇ１馬が誕生した。もちろんステイゴールド×メジロマックイーンという配合もあるだろうが。

活躍は嬉しい一方、種付け料は上がっている。日高の馬産地にとってこの上昇がマイナスにならないことを願いたい。

日高地方にも、良質の繁殖牝馬がたくさんいる。ステイゴールドとの配合で、馬産地日高地方により光が輝くことを、心から願いたい。