その１

帰りましたぁ


ええと、何だかまだ夢みたいなんだけど、Ｍさんに告られたよぉぉぉ〜

頭の中がふわふわしててﾌﾟﾁﾊﾟﾆｯｸだから上手く説明出来ないかもだけど、とりあえず記憶を頼りに詳しく経過報告


出張から帰ってきたＭさんから会えないかって電話があって、湯上がりでもうすっかりｽｯﾋﾟﾝだった私は慌てて化粧をしてお家を飛び出す

近くまで来てくれてたＭさんの車に駆け寄って「お待たせしてすいません」と乗り込むと、Ｍさんが超ｽﾃｷな笑顔で迎えてくれて、「そんなに急がなくても大丈夫だよ、頭に雪積もってるし（笑）」って軽く払ってくれる

と同時に目を丸くして「髪濡れてるけどもしかして湯上がりだったごめん、寒くない？風邪ひくなよ？」って車の暖房を上げてくれる

もうこれだけで私は胸がﾄﾞｷﾄﾞｷで、暗いからわからなかっただろうけど多分超赤面してたと思う


で、「はい、これ出張土産」って言って、私の大好きな某有名洋菓子店のｽｲｰﾂをくれた

「わぁありがとうございますもしかしてこれを渡すためにわざわざ来てくれたんですか？」
（私だけに買ってきてくれたから会社じゃなく今届けてくれたのかな嬉しい□）


「…あー、うん、まぁ他にも理由はあるんだけど…とりあえず車出そうかどこか行きたい所ある？店でも入る？」

（なにこの意味深な言い淀み方…他の理由？もしかして？これってもしかして期待しちゃったりしていやいや、待て待て早とちりして舞い上がると勘違いだった時にﾀﾞﾒｰｼﾞが大きいからとりあえず落ち着こう）
「出張帰りならお腹空いてるんじゃないですか？お付き合いしますよー」

「いや、帰りの車の中で軽く食べたから大丈夫じゃあ軽くﾄﾞﾗｲﾌﾞでもしますか」

って流れでﾄﾞﾗｲﾌﾞに