大進展３

ｿﾌｧから立ち上がろうとするＭさんの服の裾を思わずきゅっと掴んで、「ぁの、私ももう少しＭさんと一緒にいたいので…ぉ泊り…してもいいですか？」と消え入りそうな声で何とか搾り出した

でも無理
恥ずかしくて顔上げらんないし、ﾄﾞｷﾄﾞｷし過ぎて指先とか超冷たくなってるし

俯いたままＭさんの答えを待っていると、裾を握った私の手をそっと掴んで引き寄せ、そのまま胸に抱きしめてくれて、「あーもー…何でそんな可愛いかなぁ…」と呟いた

私の心臓はもう破裂寸前状態で、体全体が心臓になったみたいにﾄﾞｸﾄﾞｸ聞こえて、彼の胸に顔を埋めたまま動けず

するとさらにぎゅうっと強く抱きしめられて、「好きすぎてﾔﾊﾞｲ…」って余裕なさげな声で言われて、さらに耳を当ててる彼の心臓もﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷすごく早くて、あぁ、Ｍさんも緊張してくれてるのかもって思ったら無性に愛しく感じて、「…私も大好きです」ってＭさんの背中に腕を回してｼｬﾂをきゅっと掴んだ

ﾄﾞｷﾄﾞｷし過ぎて胸は苦しいし、手は震えるし、でも嫌わけじゃなくてとにかくものすごく幸せで、頭が全然回らなくてほんとに真っ白状態

するとＭさんが、そっと体を離して、「響って呼んでいい？」って上から私を覗き込むように聞いてきて、恥ずかしくて目を伏せたまま「はい…」と答えると、私の頬を包むように両手を添えて来て、「響…」って呼ぶと同時にｷｽ…

そっと触れるだけの優しいｷｽを何度かされる

恥ずかしくて俯きながら「あの、Ｍさん…」て言うと「○○（←Ｍさんの下の名前）」ともう一度ｷｽ

「○○って呼んで」とさらにまたｷｽ

「Ｔさ…」と言い終わる前にまたｷｽ


もうﾀﾞﾒ、ふあふあして頭がついてかない


…そこからはもうご想像にお任せします


という事で、今はぐっすり眠る彼の隣で携帯をﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

胸がいっぱい過ぎて眠れそうにないよぉ〜