なぞなぞ答え(続き)

一件前の日記を読んでからお読み下さい

そもそもなぞなぞなんて、答えは当て付ければ何でもありだ。
半信半疑だったが、二つのヒントを聞いて確信した。
しかし逆にお袋は、ヒントを聞いて混乱している。

お袋「ヒント聞いたら余計わからない！！」
お袋の頭の中はシモの答えしか無い。

俺「お袋さぁ、シモの答えだと思ってんなら、親父の思うつぼだろ。答えは『おりたたみかさ』だよ！！」

すると親父はここで初めて俺の方に顔を向け、驚いた表情で聞き返す

親父「今何て？」

俺「だから、シモの答えっぽく出題して、答えは
『おりたたみかさ』なんだろ？」

親父の顔がほころぶ。

親父「ブッブー！！」

(な、何！？)

親父「正解は、『おれのちん〇さ』！！！」

(やられた・・・)
全て親父の計算通り。
俺がまんまと親父の思うつぼに嵌められたのだ。
俺は膝から崩れ落ちた。(座ってたけど)

親父の背中に近付いた、と勘違いしている俺の鼻っ柱をバッキバキにへし折られた。
ナリタブライアンとヤシマソブリン以上の差が有る事を思い知らされた。

それ以降、俺は慢心も油断もしないようになったんだ。
親父、ありがとう。