宝塚記念　出走馬メモ1

夏の最後のG1なので、なんとなく気合を入れて宝塚記念の出走馬の診断を予想オッズ順にしていこうと思います。自分が後で読み返すためのメモも兼ねているので、ほとんど主観＆読みづらいですが、目にした方の参考に少しでもなれば幸いです(笑)　平日の空いている時間に少しずつ書いていこうと思います。


・ドゥラメンテ

今年の主役と言っても過言ではないでしょう。予想オッズの段階で2.1倍。枠次第ですが、本番は1倍台までいきそうな気がします。
能力的に考えると、この馬が一番です。皐月のような不器用な競馬でもぶっこ抜いてきますし、中山記念のような早めに仕掛ける競馬もできます。前走ドバイは落鉄の影響がありながら、ポストボンドの２着。そのポストボンドがキングジョージも勝っていることから、この馬の評価も自然と上がったと思います。
確かに強いのですが、不安要素が皆無なわけではありません。

1.折り合いに不安がある
外枠を引いて外々をまわされて、前に壁を作れなければ直線余力が残っていないことも考えられます。そのためにメンコをしているのですが、今回はメンコ外すって情報も。

2.鞍上が最近乗れていない
皐月のリオンディーズ以来、調子を崩しているように思います。ミルコ騎手はペースを読むのがあまり得意ではないようなので、仕掛けどころを間違えると前に残られたり、後ろから猛追される可能性も。

3.距離不安がないこともない
ダービーで１着、ドバイで２着と適応はしてきましたが、ベストパフォーマンスは今年の中山記念だと個人的には思っています。あの競馬をされると諦めるしかないですが、ミルコ騎手が大事に乗って後ろから進めるようだと前に残られる可能性も。

あとは枠ですかね。外すぎると少し狙いづらいかもですね。(どの馬もそうですが)

個人的には強いドゥラメンテを見たいし、勝って競馬界を盛り上げてほしいです。一応元POG馬でもあるので。ただ、馬券的には美味しくないので本命には恐らくしないと思います。

この馬が負けるとしたら、鞍上が大事に乗って後ろから行き、前の馬に残られる場合しかあまり考えられません。中山記念より頭数が揃っている今回、早め先頭のような競馬をミルコ騎手ができるのか。自分はやらない方に決め打ちして、前に行ける馬を本命にすると思います。


・キタサンブラック

勝っても勝っても評価されない馬。ファン投票はドゥラメンテにダブルスコアをつけての1位でしたが、恐らく一番人気にはならないでしょう。馬券的には美味しい馬です。

個人的には器用な馬というイメージ。逃げてもよし、番手でもよし。春天では自分でペースを作って直線出し抜きました。宝塚でもその競馬をしてくれると面白いと思います。

理想はハナにたってスローに落とす。途中でじわっとペースを上げて、後続に脚を使わせてから直線に入る。番手でもいいのですが、この馬一瞬の脚しか使えないので、出し抜きを狙う方がいいと思います。

脚質よし、ローテよし、鞍上よし。打倒ドゥラメンテの大将候補はこの馬でしょう。
あとは枠しだい。内をひく且つほかの先行馬に包まれない枠順ならば可能性は十分にあると思います！


・アンビシャス

昨年の毎日王冠では本命にして撃沈したのを覚えています(笑)
この馬も折り合いに難があるのを、前走テン乗りの横山騎手がしっかりと前目で折り合わせて強い競馬をしてきました。メイケイペガスターを思い出しますね。

この馬の場合、今回の条件は初ものがいっぱいです。
距離は2200。2000までしか走ったことがありません。
斤量も56キロまでしか背負ったことがありません。それほど馬格がないのでどうだろうか。

そして、鞍上の横山騎手がポツンをしないか。久々芝のG1で強い馬に乗るのでポツンはしないと思いますが、前走のように前につけるかは全く分かりません。

というより、今さらですが、ワンアンドオンリーが同じレースにいるのに乗らないのは少し寂しい気もしますね……(^_^;)

あとこの馬で気になるのが、毎日王冠、中山記念で見せた出負け癖。大阪杯でも出負けしてポジションを取りに行っていますが、少頭数だからできたことですよね。出負けすると後ろから進めることになるのは容易に想像できます。

本当はこの馬軽視したいのですが、怖いのは完全に切って３着になだれ込んでくるパターン。いつぞやのルーラーシップの有馬記念でもこのパターンでだいぶ配当が減り、悲鳴をあげていたことを思い出します(笑)　頭はないでしょうが、２着、３着なら展開や枠次第でありえそうなんですよね。悩ましいところです……。