宝塚記念　出走馬メモ２

・ラブリーデイ

昨年の勝ち馬。中山金杯、秋天ではお世話になりました。
この馬とキタサンブラックはタイプ的に似ているのかなと個人的には思います。
逃げてもいいラブリーデイがキタサンブラック。ラブリーデイは掛かり癖がありますからね…。

この馬の強いところはしっかりポジションをとって、キレる脚を使えるところでしょう。それ故、大阪杯のように定位置をほかの馬にとられてしまったり、有馬のように早仕掛けでほかの馬より脚が残っていなかったりすると崩れてしまいます。大崩れはしないのですが。

この馬が勝つとすれば、前目につけて直線に入るときにある程度リードを保って押し切る形。
ただし、キタサンの後ろにつけてマークする形でないと。

この馬に関しては、上がり目があるかどうか。去年10戦も走った馬が今年初戦から凡走して、果たして本番に向けてさらに上向くことがあるか。２歳の夏から走ってますからね。

キンカメなので、疲労にも気を付けないといけません。香港はわりかし近いのでいいのですが、馬場がこたえていないか。ある程度間隔はあいたので大丈夫だとは思いますが。

テン乗りルメール騎手ですが、公務員騎乗の傾向があるので、操縦性の高いこの馬とは手が合うと思います。ルメール騎手自身が休養明けなので、調子を取り戻しているかはチェックが必要です。


・マリアライト

牝馬らしくないスタミナと安定感。戦績を見ると、デビュー以来パーフェクト掲示板なんですね。頭が下がります(^^)　あと、非根幹距離が得意っぽいですね。

この馬の武器は、器用さと牝馬らしからぬ勝負根性だと思います。やはりベストパフォーマンスは有馬の競馬で、キタサンと並んで直線入ってキタサンに粘られはしましたが、勝ちに行く競馬で4着は立派だと思います。

懸念するのは斤量。エリ女の時も56キロ背負って勝ってはいますが、牝馬限定戦なので何とも。有馬は55キロ。今回は56キロ。牝馬の１キロって個人的には牡馬より影響大きいイメージがあるのですがどうなのでしょう。

なんとなく優等生な競馬をするイメージなので、牡馬に善戦はしてもG1で勝つ、という絵が思い浮かばないんですよね。スイープトウショウみたいなキチガイじゃないと……(笑)

現在予想オッズがラブリーデイに次ぐ5番人気。もしこのままの人気で行くならちょっときついですね……。下位人気にまだ魅力的な馬がいるので。

でも、キレる脚はないけど持続力があって非根幹距離が得意っていう宝塚にぴったりのお馬さんなんですよね(^_^;)　目黒記念ステップは壊滅的ですが(笑)

たぶん買いますが、枠次第でまた考えます。


・ステファノス

この馬に関してはあまりよく分かりません。何となく相手なりに走る善戦マンって感じですね。となると、ここも２着、３着にまとめてくるかも……(^_^;)

鳴尾からのステップは好相性なのでプラス要素ですね。本番馬場が渋りそうですが、母父クロフネなのでそういった馬場も問題なさそうです。

不安要素はこの厩舎の叩き１走目は凡走するという伝統芸を払いのけて、鳴尾記念好走してしまったこと。まぁ、順調だと言ってしまえばそうなんですが……(^_^;)

あとはまぁ、関西で戸崎騎手がどうか。関東なら信頼のおける騎手ですが。昨年は宝塚騎乗していませんしね。

でもなんだかんだで上位には来そうなので、恐らく抑えると思います。


・シュヴァルグラン

いまだそこを見せていないハーツ産駒の馬。これだけで抑える材料にはなると思います。
成長力は半端ないです。ジャスタもそうでしたし。また、宝塚にトニービンの血は好材料です。

春天ステップはそこそこ好成績なのですが、凡走した馬に限るのが恐いですね。ゴルシが２連覇したときはともに春天凡走から。昨年はまぁ……(笑)

春天好走で宝塚も好走したのは近年エイシンフラッシュくらいなんですよね。求められる適性が全く違うのでしょうか。そういう意味では、キタサンにも不安材料ですよね。

年末から休みなく走り続けていますが、状態面ではどうなのか。まぁ、ハーツなので使った方が成長を促せそうですが(笑)

人気も落ち着いていますし、ハーツ産駒は好きなので抑えると思います。もう少しプラス材料が見つかれば軸にすることも考えそうです(^_^.)