ドゥラメンテの出現

オルフェーヴルがターフを去ってから
間もなく現れた　怪物ドゥラメンテ

彼がダービーで府中の直線を颯爽と駆け抜け
ゴールをして　暫くしてから　強く感じた事

嗚呼　これからは関東馬の時代かなと。

思えば現4歳世代から　その兆候はあった。
あくまでオープン馬に限った事とは言え重賞勝ち馬頭数の拮抗
イスラだって２冠は充分あった。

かつてトウカイテイオーという馬がいた。
無敗の２冠馬

彼の１、２世代上にもチャンピオン級の関西馬はいた。
タマモクロス　オグリキャップ　スーパークリーク　そして
メジロマックイーン。
ただし彼らはダービー馬ではない。タマモは古馬から　オグリは
地方出身。クリーク　マックはかろうじて菊に間にあっただけ。

関西馬ファンが待ち望んだ馬　それがテイオー。
テイオー出現後は　ブルボン　ブライアン.....
その後四半世紀の間　牡馬クラシックは関西馬が主役ではなかったか。

主要レースは府中中山に集中している。
美浦に預けて充分戦えるなら　わざわざ不利な栗東に預けなくても....

ただし大馬主が牛耳る現代の競馬界。レースの使いわけも
実に巧妙　笑

美浦に一極集中もあるまい。チャレンジ精神旺盛な栗東
何も手を打たず　指をくわえているだけでもないだろうし。

ただ今後は　闇雲に大レースは関西馬という考えは捨てた方がよさそうだ　笑