大好きでした。

29日。大井競馬場での東京大賞典。

大好きだったフリオーソが引退します。

デビューしたころは、中央では、外国人馬主が認められておらず、
ダーレーは、世界戦略の一貫として、外国人でも馬主になれる南関東に、何頭か馬を送りこんできました。

そのような経緯から、自分にとってのフリオーソは、地方競馬の馬というよりも、中央の馬みたいな感じがして、あまり好きになれなかった。

だけど、地方競馬を背負って、中央の強豪たちを返り討ちにする姿にいつしか自分は、魅せられていった。

何度も怪我をしながらも復活し、また、中央の馬たちを蹴散らす姿に、何度、泣かされたことか。

かしわ記念からの帰り道で、本当お前は偉い馬だよ、と何度も何度も、つぶやいていたこと。

フェブラリーステークスが終わった後、悔しくて悔しくて、ウインズが終わるまで、その場を離れられなかったこと。

そんな思いも、土曜日が、ラスト。

伝説の最終章まで、あと2日。

最後も、きっと、南関東の意地を見せてくれる はず。