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2017/10/21 22:55
ツアーレポートも書いていきます。今日はワ
ツアーレポートも書いていきます。今日はワケあってユニオン募集馬の見学レポートです。10月中のレポート完成を目指します。
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アルコセニョーラの2016
(父ハービンジャー×母父ステイゴールド)
牡 栗毛 16年4月7日生
生産者→畠山牧場 入厩先→松下武士厩舎
ローレルクラブのツアー前日に行ってきました。ローレルクラブのツアーは敏腕ベテラン運転手と綿密なスケジュールにより成り立ちますけど、個人で行くのはなかなか難しいところがあります。アルコセニョーラの2016は畠山牧場豊畑トレーニングセンターで育成されておりまして、、、ちょっと迷ってしまいました。
放牧時間を中断して、見学をさせていただきました。
この仔を見た第一印象は。。。大人しくて気性が落ち着いている感じ。コンパクトにまとまっていて思った以上にしっかりしている感じを受けました。
カタログの写真と全然違ったイメージだったので、場長さんに聞いたところ。。。『夏に幼かった馬体が成長。薄くて母のアルコセニョーラ似だったが、成長して筋肉がムキムキに。ハービンジャーらしさが出てきたというか、ハービンジャーになった(笑)ハービンジャー牝馬が走り出しているのでその勢いに乗っかって頑張って欲しいね』と。このコメントは当然秋華賞以前のコメント。秋華賞ではハービンジャー牝馬まつりとなりました。この仔もそこまで上り詰めるのかもしれません。
この仔については相当自信があるようです。何よりも気性が良いということ。僕が最初に感じた直感は間違っていなかったようです。牝馬はあまりうるさいと、調整に苦労しますからね。この仔の気性は大きなアドバンテージになると思います。更に人には従順であるが、母からの勝負根性を受け継いでおり、放牧中も強い馬の中に平気で飛び込んでいったり、カーッとなるときもあり、時折激しさを見せるのだとか。でも、暴走することなく、切り替えも早いということで、悪さをすることは無さそうです。
兄姉の中では一番期待している本馬。。。血統や馬体からはもっと高くても許される評価だと思うが。。。兄姉が結果を出していないことから『安くした』とのこと。
しかし、兄姉は『走らない』という評価ではなく『まだ結果が出ていない』というところを強調しておられました。
アルコセニョーラ自身は3勝馬サイレーンの仔で福島記念、新潟記念を含む5勝を挙げ、更に七夕賞2着2回。福島牝馬Sも2着。。。素晴らしい競走成績です。その仔はと言いますと。。。2012年産タニノギムレットの仔、2014年産エンパイアメーカーの仔は競走馬になる前に事故等でデビューできず。競走馬になったのはユニオンで募集された2013年産のアルコナチュラーレ(シンボリクリスエス)のみ。現2歳のリーゼントアイリス(キングズベスト)は名前が示す通りハマの番長三浦大輔さんの持ち馬で、矢作芳人厩舎に所属。。。それだけ評価が高いということ。
アルコセニョーラの仔は『走らない』というほど出てもいないということ。
『まともにデビューできればしっかり走るよ』と、自信を持っていらっしゃいました。
歩様も力強いですし、落ち着いた気性から距離も持ちそうです。ディアドラの様に2年後の秋華賞出走、秋華賞優勝。。。あるんじゃないかな。。。期待を持ちたいと思います。
今はまだ、コンパクト感が強いですがハービンジャー牝馬はここからまた成長するのだとか。。。大きくなってちょうどいいところでデビュー。。。ユニオン屈指の実績を持つ牝馬の仔。。。軽視したら痛い目に遭いますよ。
読んでくださいましてありがとうございました。